(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)
ワクワクが止まらない
ヒカルの碁第十六局ネタバレ感想です♪
◆あらすじ
佐為にたくさん碁を打たせてやりたいヒカルは、
名前も顔も年齢もわからない「ネット碁」という手段を見つけ、
夏休みを利用し、ひたすら打っていた。
ネット碁の良いところは匿名性だけに留まらず、
・世界中の人と打つことができる
・プロもお忍びで参加する
など、佐為にとっても色々な人と対局ができ、
とても喜んでいた。
そんな数ある挑戦者の中に、
Zelda(ゼルダ)というハンドル名の和谷という院生(日本のプロ予備軍)の少年がいた。
(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)
佐為は和谷相手にも、華麗な打ち回しで圧倒。
プロを目指す和谷は、saiのあまりの強さと、
ヒカルがチャットで挑発した「強いだろ!オレ!」
のメッセージの悔しさから、
その後もsaiの対局を観戦。
佐為はその強さで、
世界アマカップのアメリカ、オランダ代表選手や、中国代表という、プロにもひけをとらない相手にも連戦連勝していた。
和谷や国際アマ大会の代表者クラスの強者ほど、
saiの打ち回しから強さを推し量ることができ、
並みいる実力者を返り討ちにしていくsaiに、
次第にワールド囲碁ネット界で話題になっていく。
和谷は、プロならば必ず手合いをしている時間帯でもsaiがネット碁をしていることから、
「saiはプロ級の腕を持つがプロではない」と推理し、
自分が手伝いにいく「国際アマ大会」にsaiがいないか?
あるいはsaiの情報を持つものがいるのではないか?
とsaiの正体を突き止めにいく…
(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)
◆感想
ヒカルの碁って、
「囲碁の最強棋士である佐為がヒカルに取り憑いて、
囲碁で無双する囲碁バトル漫画」
なんて思われがちですが、
実は佐為が打つ描写というのはけっこう少ないんです。
そんな中でのこのネット碁篇!
ここが正に、佐為が無双する囲碁バトルシーンを見られる為、ワクワクします♪
そしてこの段階でのヒカルは、まだ初心者に毛が生えた程度の実力。
佐為と対局している相手がどれぐらいの実力者かも正確に理解することはできず、ただひたすら佐為に思う存分打たせてあげます。
しかし、たまたま佐為の戦う相手が強敵で、
そして難なく撃破してしまう。
ネット碁は匿名性があっても、
見る人が見ればその強さは伝わってしまう。
それが今回でいう和谷や、国際アマ大会の代表者達です。
プロが強いのは普通なんです。
しかし、プロじゃない。
これは序盤に塔矢アキラと打った時と似ていて、
おもいっきり初心者の子ども(ヒカル)が、
碁の神様のような打ち回しをみせる。
アキラ達周りは、
その強さのつじつまの合わなさに
「ヒカルは何者なんだ!?」
「saiは何者なんだ!?」
となります。
全てのカラクリを知っている僕ら読者だけが、
神の視点から登場人物達の感情のスレ違いを眺めることができ、
物語の奥深さを楽しむことができるという…
「もうこれ少年漫画のクオリティじゃねぇぇ!!」
と叫びたくなってしまうほど、
大人が大人げなくドハマリしていきます笑
今後は、
アキラの「ヒカルは何者!?」と、
和谷の「saiは何者!?」という
2つの謎が鮮やかに絡み合っていくので、
こうご期待😆✨