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ヒカルの碁感想、第六十五局~伊角の碁~


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(引用元:https://youtu.be/XYoxHF4MHvs)

 

◆あらすじ

 

ヒカル達とのプロ試験で、

自分のミスから自滅して落ちてしまった伊角さんは、

院生も九星会もやめて、一度一人になって気持ちを立て直していた。

 

そして、また来るプロ試験に向けて、

より囲碁が盛んな中国で武者修行をすることに。


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(引用元:https://youtu.be/XYoxHF4MHvs)

 

プロ試験で自分の力を出しきれなかったことを悔やんでいた伊角さんは、

今回の中国での対局をプロ試験と思って取り組もうと決意。

 

しかし、自分より何歳も年下の子ども相手に、

力んで力を出しきれずに負ける。

 

伊角さんは単純に負けたことより、

自分の力を出しきれないことを悔やんでいた。

 


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(引用元:https://youtu.be/XYoxHF4MHvs)

 

一方、ヒカルは公園で佐為との思い出に浸っていた。

佐為に会いたいけどいっこうに会えない。

 

そんな時、手合いをサボっていたヒカルの様子を見に和谷が訪れる。

 

和谷はヒカルになぜ手合いに来ないのか?

周りはどんどん先に進んでいるぞ!

と発破をかける。

 

ヒカルは今は碁以上にとにかく佐為と会いたいと思っているし、

佐為が戻ってくるまで碁を打たないと決めているから、

和谷の声かけにも応えようがなく、その場から逃げ出す。

 


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(引用元:https://youtu.be/XYoxHF4MHvs)

 

場面は変わって中国。

 

伊角さんは最初に負けた趙(チャオ)と

もう一度対局したいと直訴するも、

趙は棋戦で地方にいて、

数日は戻らないと言われる。

 

そこで、趙が戻ってくるまでの間、

伊角さんは、一人中国棋院に残って勉強することになった。


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(引用元:https://youtu.be/XYoxHF4MHvs)

 

中国棋院に行くと、

和谷とよく似た楽平(レエピン)という子どもに出会う。

伊角さんは最初にこの楽平と打つことに。

 

こんな小さな子どもには負けてられないなと油断していた伊角さんは、序盤の無理を突かれて敗戦。

 

さらには舐めてかかっていたことまで楽平に見抜かれ、

「伊角くんなんかには負けないよ!」

と言われてしまう。

 

さらに、そこで勉強している若手棋士達の会話も、斬新なアイデアの応酬で口を挟めない伊角さん。

中国で勉強しようと思っていた伊角さんだったが、

ただ自信を失って終わってしまいかねないという危機感を抱き始める。

 

さらに追い討ちをかけるかのようにその後も連敗。

慣れない環境で敗けが混み、どんどん焦る伊角さん。

プロ試験中、反則敗けで落ち込んだ伊角さんを立ち直らせたのは越智に対する意地だった。

 

「俺の碁が俺を支えている!」

あのときはそう思えたが、

今回はそれを持ち続けていられるだろうか?

「俺の碁は俺を支えてくれるだろうか?」

と弱気になる伊角さんだった…

 

 

◆感想

 

プロ試験以来、

久々に登場の伊角さん♪

 

イケメンであるにも関わらず、どこかヘタレメンタルのところが、今回かなり浮き彫りにされていました。

 

院生時代はトップの実力でいた伊角さんでしたが、中国では一番下から這い上がっていくことに。

異国に行ってこの状況は、精神的にきついと思います。

 

しかし、伊角さんも囲碁に対して真面目でプライドもあるので、

肝心なところでは逃げずに踏ん張っているように感じます。

そこがやはり伊角さんのすごいところで、

並ではない部分ですね♪

 

わざわざヒカルに声をかけてあげる和谷はいいやつ♪

けれどヒカルは佐為を失ったショックで、和谷の想いを気づかう余裕はありません。

 

色々なところで問題山積みな感じで、

見てる側も辛くなってきますが、

そういうシビアなところもヒカルの碁の魅力です😆✨