大人気ジャンプ漫画、銀魂!
予想を覆すストーリーやギャグ、
銀魂の魅力は多々ありますが、
キャラクターの良さというのもそのうちの一つだと思います。
刀を使った時代バトルものの銀魂世界において、
剣で戦わず、商売で闘うという
珍しいキャラクターです。
作者(空知先生)マジックによって、
序盤は戦いもしない声の大きいだけの
頭空っぽキャラに見えるものの、
後半からは、戦わないことへのポリシーを感じるようになってきます。
そんな坂本辰馬の魅力が凝縮されたやりとりがこちら
→
取引先:ゆるキャラに半沢直木、あまちゃん…
次は何が来るでしょう?坂本さん。
辰馬:我等、商人にとって流行はくるもんじゃなか 起こすもんぜよ
睦:んじゃが、これはただのバッグじゃ
辰馬:商品は棚に並ぶまでは「ただ」じゃ 地に転がるこの「ただ」の石ころと変わらん 商人とはこの「ただ」から価値を引き出し金に換える錬金術師 世に「ただ」のものなどありゃせん この石ころにも使い道はある 宝石にはマネできん輝き方がある そいつを見つけてやるのが商人の役目じゃ
これぞ商売人!!
本当にセリフの言い回しが上手だなと思います♪
僕の身近な経営者に向山雄治さんという方がいらっしゃいますが、
その方も経営者に必要なことは「価値付け」とおっしゃいます。
人や物に価値を付けるのは
「自分自身」なんだと向山さんはいつもおっしゃいます。
そんな経営者の人と同じようなセリフを
さらっと出してしまう漫画家の空知先生は、
本当に何者なんだといつも感心しきりです😆