(引用元:https://images.app.goo.gl/X6WhpxK1ursyYAGy9)
経営者は組織のトップですが、
組織のトップだからこそ、人から学ぶことを大事にされていたり、学びに貪欲だったりします。
僕の友人の経営者の向山雄治さんも
社長としてトップを張って仕事されていますが、
話を聞くと、全く独学ではありませんでした。
独学でないどころか、
「学び方」にもこだわりがありました笑
とても興味深かったので、
今回はそこをまとめてみます✨
①誰から学ぶか
(引用元:https://images.app.goo.gl/2WNb5Sb2ipUmHfadA)
例えば、少年野球では、
・ゴロは体の正面で取りなさい
・バットは上から下に最短距離で
という指導が『一般的』でした。
ですが、プロの中でも超一流の
元巨人エースの桑田真澄さんは、
この指導をはっきりと否定されています。
(※桑田さんは投手ですが、PL学園時代からプロ入り後も、「ショートでレギュラーが取れる」と言われるぐらい、守備とバッティングの名手です)
◆「ゴロは正面で」について
試合では逆シングルで取る機会が多いし、
正面の定義を広げれば逆シングルでも正面と言える。
(※細かいニュアンスが知りたい人は、YouTubeなどで桑田さんの動画を調べてみてください)
◆「バットは上から下に」について
世界の王貞治さんが、過度なアッパースイングを強制する為にダウンスイングで練習していた映像が独り歩きし、歪曲されて伝わったものだと言います。
そもそもプロの打者は皆、
レベルスイング、もしくはアッパースイングで打っているのだそうです。
確かに、グローブを持ち始めたばかりの子どもよりは、草野球のおっちゃんの方が野球に詳しいかもしれません!
しかし怖いのは、
草野球のおっちゃんの教えと、プロ野球選手の教えが「真逆」だったりするのです。
思えば、世界の王貞治さんも、
現役時代は師匠の荒川コーチとの素振りの時間を一番優先し、
荒川コーチとのマンツーマン指導にこだわっていらっしゃいました!
冒頭で紹介した経営者の向山さんも
「一般的な正しさは一般的な成果しか生み出さない」
とおっしゃい、
「学ぶ先」は一つに絞っているのだそうです。
単に、専門家から学ぼうとするのは一般的に僕らも意識しますが、
「学び先」まで、徹底している人は少ないのではないでしょうか?😄
②一貫性
(引用元:https://images.app.goo.gl/EtoBJcA5ggDryzpy6)
人はおそらく本能的に、
10学んでも、10受け入れようとはしません。
誰しもが大なり小なり「自分が一番正しい」と考えていますし、
普通、全てを受け入れるのは抵抗があります。
しかし、遺伝子が1割(10%)違えば、ヒトと猿ほどの違いが出るように、
富士山を9合目まで登っても「登頂」とは言わないように、
10を学んで9を実行したとしても結果にならない場合もあります。
向山さんも、
絶対に手放したくなかった自分の正しさを一旦横に置いて、
10学んだことを10実践するようにしてから結果が出たとおっしゃっていました。
「微差が大差」なのだそうです。
一度学んだことは一回やって終わりではなく、
一貫性を持って達成するまでやり切ることが大事です。
「誰から学ぶか」と「一貫性」
そこにどれだけこだわれるかが、
成果の差だと思いました😆