『ベイビーステップ(4)』(勝木 光)|講談社コミックプラス
◆あらすじ
同点のタイブレーク。
宮川サーブでサーブのコースを読み、
リターンを強打しようと勝負に出たエーちゃん。
しかし、ワイドに来るとの読みは外れ、
センターにサーブを打たれ
あえなく予想を外してしまう。
奇襲は裏目に出て失敗してしまったエーちゃんだったが、
「もしワイドに打っていたら…」
とエーちゃんの奇襲に動揺を見せる宮川。
宮川はエーちゃんの奇襲そのものに動揺したというより、
「安全に勝つために危険(冒険)を負わなかった自分に気づいた」ことによる動揺だった。
宮川は、自分の不器用さを言い訳にして得意なストロークにばかり固執していて、
これ以上強くなるにはストローク以外の向上が必要だと気づく。
自分のサーブミスでエーちゃんにマッチポイントを譲ったものの、
勝つための残り3ポイントを全力で挑戦することを誓う。
そして、この試合一度も見せなかった
前に出ての攻めの攻撃でエーちゃんを追い詰める。
しかし、エーちゃんがかろうじて当てたボールが、
絶妙なところに落ち試合終了。
宮川は最後に意地を見せるも、
不運な形でエーちゃんに敗れる…
◆感想
宮川vsエーちゃんの試合が決着しました。
エーちゃんはこの試合で知ったことは
「勝つには危険(リスク)を負って攻めること」
だとはっきり言いました。
そして宮川も、
自分が危険(リスク)を負っていなかったことに気づき、
最後の攻防では今までの自分のプレースタイルとは違う冒険(チャレンジ)に出ました。
今回の話は、
リスクを負うことの大切さ
というテーマがあったのだろうなと思います。
今回の試合は
エーちゃんも宮川もリスクを負ってチャレンジしていて、
すごく面白い試合でした😆✨