(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
◆あらすじ
塔矢名人との対局日の朝、
ヒカルと佐為はかつて通ってたネットカフェに来ていた。
ヒカルは、
この対局に負けたらプロを辞めると言う言葉を思い出し不安になる。
それでも今から本気の塔矢名人と佐為の一局が見られるというワクワクが勝り、
もう引退も何もかもどうでもいいとなる。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
そして、先盤(黒石)が塔矢名人、
後盤(白石)が佐為で対局が始まる。
場面変わって和谷。
久々にネット碁を開き、
「sai」を見つける。
しかし、以前ニセsaiがいたことから、
またあいつかと呆れる。
さらに見ていくと、
次は「toya koyo」の名前が…
塔矢名人と同姓同名だが、
塔矢名人の年齢や性格などを考えると、
ネット碁なんてとてもやるとは思えず、
こっちもニセモノだなと思う。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
ニセ塔矢名人の対局相手が気になり、
とりあえず見てみたところ、
対局相手は「sai」
この二人が本物だったらすごい対局だなと
笑う和谷。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
でもよく見ると、
ネット碁なのに持ち時間は3時間。
もしかして、本物の塔矢名人に本物のsaiなのか?
と驚く和谷だった。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
塔矢名人と佐為の対局は
どちらも譲らない。
塔矢名人自身も相手にとって不足なしと
手応えを感じている。
saiについて、
一介のアマチュアの実力ではないが、
思い当たる棋士もいない。
塔矢名人は、負けたら引退という言葉を撤回するつもりは無いが、
自分が勝ったら名を明かしてもらうと決めていた。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
そして、
先に仕掛けたのはsai。
塔矢名人は
「相手の思惑は見て取れる」と言い、
兆候の末、佐為の思惑通りの一手を打つ。
佐為にはお望み通りの展開のはず…
だが、気づけば形勢は塔矢名人に悪くないものになっている。
この思いもつかない打ち回し、
相手のヨミのさらに先を読む碁こそ、
塔矢名人の碁である。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
塔矢アキラは若手の研究会に来ていた。
研究会仲間から、塔矢名人の容態を聞かれ、
「今も元気にネット碁で遊んでいます」
と答えるアキラ。
たまたま部屋にパソコンがあったので、
ネットを開いて塔矢名人の対局を見てみようという話になる。
塔矢名人の対局は流石の観戦者の多さで、
注目度の高さがうかがえた。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
しかし、問題は塔矢名人の相手。
塔矢名人有利とはいえ、
ほとんど差がない対局を繰り広げている。
研究会仲間の人たちは、
塔矢名人の相手はプロの誰かだろうと騒ぐ中、
アキラは対局者の「sai」という文字を見て、
あのsaiがお父さんと打っていると驚く。
(引用元:https://youtu.be/iCyMgj5xS0A)
◆感想
第55(碁)話にこの話が来ることもすごい巡り合わせだなと思うけれど、
盛り上がり方が半端ありません。
世界中の人がtoya koyoにまず注目し、
その対戦相手のsaiに気づく。
saiは一年前の夏に消えて以来、
この対局まで一度も現れていません。
その復帰第一戦がtoya koyoなのです。
saiを探していた世界中の碁打ち達は、
久々のsaiの登場というだけでも激熱なところ、
その対戦相手が塔矢名人本人というドリームマッチで復活。
ネット碁の野良試合として、
繰り広げられる超ハイレベルな対局。
けれど、世界中の人達は、
なんやかんやでこの対決に気づいて注目しています。
そして、それは近場のsaiに因縁のある人(和谷、アキラ)達も同様です。
それぞれの驚く反応が楽しくてしょうがありません。
そして、皆の言動を見る限り、
おそらく塔矢名人がほんの少し優位な模様。
きっと、塔矢名人や佐為のようなトップレベル同士の戦いになると、
ちょっとの状勢の差をひっくり返すのも至難の業なんだなと思います。
塔矢名人は負けたらプロを引退すると宣言してるし、
でも現在に五冠のタイトル保持者がいきなり引退だなんて全く現実味がないし、
展開の読めない注目の対局は次回に続きます😆✨