(引用元:https://youtu.be/afyoINDHxtI)
◆あらすじ
ヒカル対伊角さんの上位陣直接対決。
対局は伊角さんが打ち間違いをし、
咄嗟に打ち直しを行った。
(…ように見えるが微妙なところ)
ヒカルはそれを見ていて動揺。
打ち直しはその場で反則負けとなる。
今、そこを指摘すれば勝ちを拾えるかもしれないのだ…
(引用元:https://youtu.be/afyoINDHxtI)
ヒカルはプロ試験での1勝の重みを感じているので、
なんとしても勝ちが欲しかった。
しかし、佐為は
「この続きが打ちたくないのですか?
逆転を狙っている手があるのでしょう?」
とヒカルを案じる。
けれど、目の前の1勝の誘惑には堪えきれず、
伊角さんに手が離れなかったかを聞こうとしたところ、伊角さんが投了。
ヒカルは後味の悪い1勝を手にする。
翌日、
ポカをしでかして負けた伊角さん、
打ち切っていない昨日の盤面がちらつくヒカル、
共に負ける。
その晩ヒカルは、
「今日の対局で負けたのは伊角さんとの一局のせいだ!
俺にはまだ諦めていなかった!
僅かだけど逆転の手があったんだ!!」
と悔しがる。
そして、
「俺が弱いから、反則勝ちにしがみつこうとした」
と自分の弱さを認める。
佐為はヒカルに
「今から昨日の続きを打ちましょう!
自分の気持ちに決着をつけるのです!」
と提案。
ヒカルは
「自分の力を信じる強さが欲しい。
昨日のような碁も、今日のような碁も、
2度と打つもんか!」
と決意。
ヒカルはこの対局を期に復活!
しかし、伊角さんは尾を引きずったまま、
ヒカル、和谷に続き、フクにも負けて3連敗。
そんな傷心状態の伊角さんに
空気を読まずにズケズケと負けた理由を聞こうとしたり、
「ガッカリだ!」と伊角さんを舐めてかかる越智。
ずっと傷心していた伊角さんは、
挑発を繰り返す越智に対して、
「越智、黙れ!」と一喝。
伊角さんの凄みにたじろぐ越智だった…
◆感想
痛い、重たい。
年に一回の大勝負(プロ試験)のガチ対決!
伊角さんの指は碁石から離れていました。
それは打った伊角さん自身がわかっていたこと…
それを誤魔化せないかと黙っていた伊角さんと、
反則を指摘して確実な勝ちを拾いたいヒカルと、
どちらも葛藤が痛いほどに伝わります。
そして、その後味の悪い対局が、
お互いに次の日以降に響きます。
しかし、
ヒカルは自分の弱さを認め、
さらに佐為と打つことでこの経験を克服。
やっぱり佐為(師匠)の存在は大きいですね♪
ただ、佐為(師匠)という存在はいるものの、
ヒカルが自分自身の弱さを的確に認めるところがすごいなと思います。
その上で、
「強くなりたい!
昨日のような碁も、今日のような碁も
2度と打つもんか!」
とプラスに転じているシーンは、
個人的にとても好きなシーンです♪
ヒカルのこの前向きな性格は本当に見習いたいところです。
少し話が逸れてしまいましたが、
伊角さんはなかなか立ち直れませんでした。
やはり、メンタルに難があるのが最大の弱点でした。
しかし、そこに越智がいらんこと言うから、
伊角さんの対抗心とプライドに火が着きます笑
越智に「黙れ」と言う時は、
力強い目が戻っていました♪
なんとか伊角さんもこれで立ち直れそうで良かったです♪
越智は越智で、
「プロになるのでなく、
トップ成績、全勝で合格する!」
という、より高い目標を掲げているのが素晴らしい!
「全勝合格はプロになった後に大きな自信になる!」
とプロ入り後のことまで鮮明にイメージできているところが、
越智の強さの源だなと思いました♪
顔も言動も、人の癇に障るキャラクターですが、
勝負師としての気構えとプライドを持ったキャラで、
じわじわツボにきます。
どのキャラも個性的で応援したくなるプロ試験。
復活の予感の伊角さんに期待です😆✨