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ヒカルの碁感想、第六十四局~慶長の花器~


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(引用元:https://youtu.be/rA1GApvfvXc)

 

今回は番外編。

佐為ファンとしては、佐為が出てくるだけで嬉しいかも✨

 

◆あらすじ

 

野球で遊んでて、

将棋部の加賀の湯呑みを壊してしまったヒカル。

 

壊してしまった湯呑みを弁償する為に骨董品屋へ向かう。

 

その骨董品屋の店長は、

ある有名な陶芸家が作ったという「慶長の花器」をお客さんにオススメしていた。


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(引用元:https://youtu.be/rA1GApvfvXc)

 

しかし、実は骨董屋がオススメしていた慶長の花器はニセモノだった。

 

佐為が過去取り憑いていた虎次郎(本因坊秀策)は慶長の花器にとても詳しく、

一緒に見て回っていた佐為はそれがニセモノだと気づく。

 

ヒカルは佐為に教わった本物の特徴を伝えると、

ニセモノを売ろうとしていた骨董品屋の店長はあっさりとニセモノだと認め、ヒカルの目利きを褒める。

 


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(引用元:https://youtu.be/rA1GApvfvXc)

 

そんなやりとりをしている中、

女の子がおじいちゃんの蔵から盗まれたという花器を取り返しにきた。

 

しかし、骨董屋の店長は女の子の言い分に全く耳をかそうとしない。

 

問答をしてるうちに、

店長が女の子を突飛ばし、

その反動でお店の陶器が壊れてしまう。

 

自分で突飛ばしときながら、

女の子に弁償させようとする店長に怒った佐為は、

店長の家に碁盤があるのを見つけ、割れた陶器代をかけて囲碁勝負を挑むのを提案する。

 

店長は囲碁の腕に覚えがあり、

ヒカルを普通の子どもと思って勝負を受ける。

 

しかし、腕に覚えがあろうと佐為の相手にはならず、

対局は一方的に佐為(ヒカル)が制する。


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(引用元:https://youtu.be/rA1GApvfvXc)

 

店長はあえなく投了したが、

ヒカルはそのまま石を取り換えて続きを打つことを提案。

 

店長が投了した碁でここから逆転したら、

女の子におじいちゃんの花器を返してほしいと勝負を持ちかける。

 

あまりにコケにされて怒った店長は、

やれるもんならやってみろと勝負を引き受ける。

 

しかし、佐為はそんな碁も見事にひっくり返し勝利。

 

店長は「あんな安物の花器などくれてやる」

と花器を返す。

 

しかし、店長が安物と言った花器には秘密があった。


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(引用元:https://youtu.be/rA1GApvfvXc)

 

慶長の花器の作成者である弥右衛門の最後の傑作と呼ばれた花器は、

特別なうわぐすりがされてあり、水を入れることで綺麗な花模様が浮かび上がる。

 

本物の慶長の花器を見抜けなかった店長は

悔しさから泣く。

 

佐為は、

「この花器もまた自分と同じ様に長い年月をかけてこの世に存在し、このような形で再び巡り会えるのは感慨深い」

と感動していた。

 

 

◆感想

 

今回は読み切り番外編。

 

落語のような勧善懲悪のお話でした。

 

一話の中で、伏線と落ちがとてもわかりやすくてとても良かったです。

 

また、佐為が打つというのが久々だったし、

ヒカルと佐為が仲良くしているだけでも良かったなと思えます。

 

本編ではヒカルが大変なことになっているので、

やきもき半分、ほっこり半分といった感じでした😆✨