(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
話が大きく膨らんでいく
楽しい楽しい第三話。
ヒカルの碁ネタばれ感想やります😄
◆あらすじ
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
子ども囲碁大会から帰ろうとするヒカルの元に、
塔矢アキラが姿を見せる。
ヒカルはアキラに、子ども囲碁大会で見た子ども達の真剣さに心打たれたと感想を話す。
アキラはヒカルに碁のプロになるのかと聞く。
ヒカルは囲碁のことは何も知らないので、
当然プロなんて考えたこともない。
囲碁のプロって儲かるのかとアキラに聞くと、
全てのタイトル戦の賞金だけでも1億8千万ぐらいすると答える。
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
ヒカルは1億に興奮し、
「(佐為に)ちょろっと打たせてプロになって、
タイトル戦の1つや2つちょいちょいっと取っても良いかな~」
と発言する。
ヒカルはアキラが碁のプロになるのが本気そうだったので、気を使って話を合わせようとしたのだが、
ヒカル(佐為)に負けたことのあるアキラはこの発言に怒り心頭。
アキラの逆鱗に触れてしまいますw
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
アキラ
「ふざけるな!その言葉は全てのプロの人を侮辱する言葉だぞ!!
君が碁打ちのはずがない!
碁を打ってきたものが、そんな暴言を吐くものか!!
ちょこっとプロになる?
棋士の高みを知っているのかぁ!!
忍耐、努力、辛酸、苦渋…
果ては絶望を乗り越えてなお、
その高みに届かなかった者さえいるんだぞ!」
(※小学生6年生のセリフですw)
アキラは、何故こんな軽口を叩くやつに負けたのだろうと悔しさでいっぱいになり、ヒカルに再戦を申込む。
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
ヒカルは、アキラの気迫に気圧されるばかり。
ここから本気になったアキラと佐為の一局が始まる。
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
佐為はアキラの素質は認めるものの、
まだまだ差は歴然。
「今本気で向かってくる将来有望なこの子どもに、
ギリギリで刃をヒラリとかわし、頭をなでなでしてやるのが良いか?」
など、余裕綽々な言葉を並べます。
(引用元:https://youtu.be/YZVt2zdnYZI)
対局中に場面が飛び、アキラが投了。
ヒカルは前回の半分も打ってないのに
負けを認めるアキラに驚く。
佐為は途中でアキラの息の音を止めなければ、
こちらがやらていたと、本気を出さざるをえなかった。
ヒカルは、
負けはしたものの、アキラの気迫と本気度に驚きを隠せない。
「お前凄えよ!」と声をかけるも、
アキラは自分の声なんか聞いていないことに気づく…
ヒカルは囲碁には全く興味がなかったものの、
ここまで本気になれるものって何なんだと、
モヤモヤだけが残る…
◆感想
あらすじがかなり長くなってしまいました…
それぐらいボリューミーで、
名言のオンパレード。
そして、この佐為vs塔矢アキラの一局から、
アキラとヒカルの運命は大きく変わります。
こういう話を見ると、
ヒカルの失言大王っぷりが目立ちますが、
囲碁を知らない僕ら一般人の気持ちを代弁しており、
ヒカルがアキラに怒られたおかげで、
囲碁ってそんなに熱いものなんだなって、
僕ら読者も勉強なりました😅
そして、ナチュラルに凄いなと思ったのが、
アキラの
「僕はプロになる!いつか必ず!君はプロにならないの?」
というセリフ。
自分がプロになることを決めていて、
ヒカルはそんなアキラに気圧されます。
そして、ヒカルに負けた後の
アキラの悔しがり方を見て、
アキラの本気さに心が動くのです。
ヒカルは一見生意気で世間知らずな普通の子どもに見えますが、
人の本気さを感じとれるような感性の豊かさがあるなと思います。
何にせよ、
ヒカルの失言からアキラが怒り、
怒ったアキラを佐為(ヒカル)が退け、
アキラはとんでもない悔しさと高い人生の壁を感じ、
そんな本気のアキラから何かを感じとるヒカル。
色々な歪みが生じ、ここからが、ヒカルの碁をとても深いものにしていくので、
本当に、一番最初のターニングポイントとなる、大事な回でした😆