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ヒカルの碁感想、第七十四局~キミの中にいる~


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

◆あらすじ

 

ヒカルとアキラの念願の対局が始まった。

 

二人の対局は囲碁部の三将戦以来、2年4ヵ月ぶり。

けれど、その時の対局も前半は佐為が打っていたため、本当の初対局は今!


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

二人ともこの対局が待ちきれなかったかのように即乱戦にもつれ込む。

 

アキラの打ち込みに対しても、ヒカルは的確な対応を見せ、アキラはヒカルに対して高段者と変わらぬ手応えを感じる。

アキラは成長したヒカルを見て、

「生涯のライバル」と認める。

 

そのままライバル対決は

激しい一進一退の攻防が続くと思われたが、

ふとアキラの手が止まる。。

 

ヒカルの一手にネットで戦った「sai」が見えたのだ。


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

進藤にsaiの影がチラつく・・・

 

アキラは、ヒカルの中に見え隠れするもう一人の影に気づく。

アキラがずっと追ってきた、あの影に…


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

一方、出版部では日中韓Jr.杯の話題が上がっていた。

 

韓国では高永夏(コ・ヨンハ)という若手棋士が既にトップ棋士の仲間入りを果たし、

ヒカルと日本で対局した洪秀英(ホン・スヨン)もプロになり、韓国の九段に勝っていた。

 

出版部の中で、

「若手の競争が激しい中・韓に対し、

日本は若手じゃ対抗できる人間が塔矢アキラしかいない」と嘆く声が上がるが、

「進藤くんがいる」と出版部の天野さんが呟く。

 

天野さんは、塔矢行洋、緒方十段、桑原本因坊、倉田六段といったそうそうたる面々がヒカルに注目していることを語る。

 

そして、紛れもなくアキラがヒカルをライバル視している現場を見てから、

天野さんもヒカルに期待するようになったとのこと。

 

実際にヒカルは、復帰してから8戦全勝と絶好調だった。

 

アキラやヒカルをはじめ、

新しい世代が台頭してきていることに、

囲碁界の未来が明るいとワクワクする出版部の面々。

皆が夢を語り、将来に期待するのだった。


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

午前中の対局が終わり、

ヒカルとアキラの対局も打ちかけとなる。

 

ヒカルは昼休みを取るために席を立つ。

昼飯も取ろうとせず、盤面にだけ集中していたアキラだったが、

「sai」と呟き、ヒカルと打っていてネットのsaiを思い出したと告白する。


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

ヒカルは、アキラがヒカルの中に佐為がいることを感じとってくれたことを嬉しく思いつつ、

「俺は佐為じゃないぜ、残念だけどな!」

といつものように否定する。

 

しかし、アキラはもっと深いところが見えていた。


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

キミだよ…

もう一人いるんだ!

 

出会ったころの進藤ヒカル…

彼が『sai』だ!!


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(引用元:https://youtu.be/QVj0tOivzsI)

 

「キミの中にもうひとりいる・・・」

とアキラはヒカルに打ち明け、次回へ…

 

 

◆感想

 

アキラは第一話「永遠のライバル」から登場しているライバルキャラです。

そんなヒカルとアキラの対局が終盤ここにきて初対局となるってすごいアニメだな~

 

まず、何より嬉しいのは、

アキラが佐為に気づいたこと。

 

しかも、「ヒカル=佐為」ではなく、

「ヒカル=ヒカル+佐為」

という深い部分まで見抜きました♪

 

この答えに行き着いたことは当然驚きでした!

でも、いざ見てみると納得なんです!

 

何度かこのブログでも書いてますが、

原作者のほったゆみ先生は全く無駄のない完璧なストーリー構成でお話を進められているので、

今回、アキラがこの答えに行きつくための伏線は今までにふんだんに張られていました!

 

今回肝になるのは下の2つだと思います。

囲碁の打ち方には個性が出る

②ヒカルと佐為の打ち方は似てくる

 

①はネット碁のエピソードから、

②はプロ試験での和谷戦から

自然とその前提を共有できます。

 

ネットというのは匿名性が高く、相手の顔も名前もわかりません!

 

しかし、ネット碁での佐為vsアキラ戦で、佐為ははっきりとアキラだと認識するし、

塔矢行洋vs佐為戦でも、打ち方から相手が誰なのか推測が立つ描写がありました。

 

そのため、現実世界では佐為はヒカルにしか見えないのに、

匿名性が高いはずのネット碁になると、逆に佐為の存在が周りに認知されるという面白い現象がおきていました♪

 

 

そして、ヒカルの打ち方が佐為に似てくる話も、最初は和谷戦でヒカルが逆転の一手を導き出すときに効果を発揮しましたが、

ヒカルが佐為を見つけた時にも、とても綺麗な形で効果を発揮しました!

ここには、ヒカルが佐為の想いを受け継いだとも取れるのでとても感動します♪

 

今までもアキラは、ヒカルの謎についてかなり正解に近い答えは持っていました!

しかし、あと一歩答えが出ていなかった…

 

でも、たった一局打つことで、

対局することによって、最後のピースがピタリとはまり、答えに辿り着くというとても美しいまとめ方!!

 

思えば、ヒカルが佐為を失って、佐為を見つけたときも同様でした。

 

ヒカルは佐為にもう一度会う為に「打たないこと」を選択しました。

しかし、佐為に会う唯一の方法は「打つこと」でした。

 

色々な伏線を張り巡らせて、謎の究明を楽しみ、どうなるかハラハラしたところで、

「打つこと」というシンプルな方法で全てが解決するという原点回帰っぷり!!

 

囲碁漫画とミステリーの融合が美しすぎて、

ほったゆみ先生は天才です😆✨