(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
ヒカルの碁二十五話。
若獅子戦という新たな目標が、
再びヒカルを成長させる。
◆あらすじ
ヒカルと和谷が
マックで昼ご飯を食べているとき、
和谷がヒカルに「お前、先生いるのか?」
と訪ねる。
和谷曰く、
「上に行こうと思ったら、
才能より、努力より、とにかく強い人より一局でも多く打ってもらうこと。」
と言われ、
佐為と毎日みっちりこってり打っているヒカルは、
それを思うと自分はもっと成長していても良いのではないかと思うのだった。
(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
和谷はヒカルに
「俺の師匠の森下九段の研究会来てみるか?」
と誘う。
森下九段の研究会でやっていることは
院生でやっているのと似たり寄ったりだけど、
メンバーのレベルが違い、
師匠のお弟子さんも皆プロだと言う。
ヒカルは乗り気ではなかったけども、
佐為の強い説得によりw
ヒカルも森下九段の研究会に参加することを決める。
(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
森下九段の研究会に行く途中、
ヒカルは緒方九段とばったり出会う。
そして、緒方先生からは、
塔矢名人(アキラのお父さん)の研究会に来ないかと誘われる。
研究会では主に検討を行うので、
塔矢名人の打ち方や考え方を聞かせてもらえるのだと言う。
しかし、その研究会には塔矢アキラも参加すると聞いて、
アキラとは仲良く碁の勉強をするのではなく、戦いたいと思っているヒカルは、緒方先生の誘いを断る。
緒方先生は、
3か月後の若獅子戦でヒカルとアキラの対局があるかもしれないから、
そこでヒカルとアキラの対局が見れるかもしれないと言い、ヒカルにも発破をかける。
ヒカルはアキラと対局するチャンスがあると聞き、
すごく燃えるが、参加条件は一組の16位まで。
今のヒカルは二組18位なので、
相当の人を近いうちにごぼう抜きしなければ、
参加資格すらないことになってしまう。
森下九段の研究会に行くと、
囲碁を覚えたてのころに囲碁教室の先生をしていた
白川先生もそこにいた。
(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
囲碁初心者時代のヒカルを見ていた白川先生は、
ヒカルが院生になっていたことに驚くも、
ヒカルの成長スピードを見ていたので、
意外ではないと思うのだった。
森下九段は、
「とはいえ、院生二組であんまりへたっぴだと困る」と悩むが、
ヒカルは
「俺、すぐ一組に上がります。一組の16位。
そして若獅子戦に出ないといけないんだ!
でないと、もう打倒塔矢なんて言えない!」
と宣言。
それを聞いた森下九段は、
「偉い!打倒塔矢よく言った!
ここで実力をつけてその目標に邁進しなさい。」
とヒカルの参加を認める。
(※森下九段は塔矢名人と同期でライバル意識を持っている)
(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
しかし、決意とは裏腹に連敗が続くヒカル。
それがいつもちょっとの差で負けてしまう…
あと2か月しか残ってないのに、
また二組のドンケツからのスタートすることになってあせるヒカル。
森下九段の研究会での勉強もしているし、
毎日のように佐為と打っているのに
何故こんなに連敗が続くのか全くわからずにいた。
しかし、佐為にはヒカルの連敗の訳がわかっていた。
佐為は「私と打っているから勝てないのです」
と衝撃の事実をヒカルに伝える。
以前は佐為にやみくもに挑んでいたヒカルだったが、
強くなり、佐為の切り込む刃の切っ先が見えるようになって、恐れを抱き始めているのだと佐為は言う。
(引用元:https://youtu.be/Oits7O7A9GI)
その恐れが対局中の迷いとなり、
僅差での負けに繋がってたのだった。
続けて、
「ならばすべきことははっきりしている。
相手の刃を見極めて、ギリギリまで踏み込むのです。
塔矢はいつもそうでした。」
とヒカルにアドバイスを送る佐為。
恐れを勇気に変えて、
気持ちで負けないことの大切さを学んだヒカルは、
ここからの逆襲を誓う…
◆感想
この話もとても面白いです。
テーマは「師匠」
冒頭の和谷の何気ない会話から、
碁の上達の一番の要素は「強いやつとたくさん打つこと」
という前提があって、
ヒカルがなぜ急成長できているのかが自然と府に落ち、
連敗が続いた時に「なんで?」と強い疑問を抱かせる。
人が成長していく様がとてもわかりやすく、
とても熱いものとなっています。
また、森下九段の研究会に、
かつての囲碁教室の白川先生もいたのが嬉しいです。
白川先生は、
初心者時代のヒカルを知っているので、
ヒカルの成長を見守る良き理解者になってくれそうな感じがすごくいい♪
あとはなんといっても佐為。
ヒカルの連敗の原因も的確に指摘し、
そこからの解決策までアシストしてくれる。
いつも側で見守ってくれる佐為の存在は、
こうやって日増しに大きくなっていきます。
総じて、やっぱりヒカ碁は最高😆✨