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向山雄治さんの九州大学時代の努力

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(引用元:https://images.app.goo.gl/5UPZQ7oK2w2Ler8C8)

友人の向山雄治さんは、
株式会社RNSの社長として経営されています。

年収だって控えめに言っても、
一般的な会社員の年収の5倍以上。

最近は年に一つ新しい事業を立ち上げようとしているらしく、本当に凄い方だなと思います。

また、向山さんとお話したりしてやってきたことを聞くと、「ストイックな方だな~」と心底思います。

自分で自分を追い込むのは、
学生のころからやってこられたみたいです。

高校時代は、
空手でインターハイに出場され、

・道場の先生は国体三連覇。
・道場の四天王は、そのまま九州の四天王
という、バケモノ達と一緒に練習をし、鍛えられてきたとのこと。

もう、事実を並べるだけでも過酷さが容易に想像できますww

そして、九州大学時代は空手こそしていないものの、
また全く違った形での努力をされてきたみたいで、
そのお話もとても面白かったので紹介します✨


◆ダンスで全九州優勝し、全国大会出場

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(引用元:https://images.app.goo.gl/e1Ah4L3QRRWft2bY9)

向山さんの大学での部活はダンス部。

ダンス部も数ある部活の1つではありますが、
向山さんが苦労されたのは、

・ダンス経験が0だったこと
・そもそも音楽が苦手科目だったこと
の2点。

高校時代に全国レベルの空手道場で鍛えられていた為、体力的にはアドバンテージが働いたのでしょうが、
初心者(むしろ苦手)からのスタートは、また違った苦労があるものです。

今まで積み上げてきたものと全く違うことへの取り組みだった為、
ひたすら以下の3点にだけ、こだわっていたとおっしゃっていました。

①基礎基本の徹底

・大学3年生まで、練習は基礎ステップのみ
・2万回のターン練習

②人並以上の努力(ひたすら反復)

・数秒間の動きを覚える為に、ビデオテープ1本擦りきれるほど再生

③結果を出している人から教わる

・自腹で週1回、ダンスの日本チャンプから学んでいる先輩の教えを優先
(ダンス部の多数派の人は、今までのやり方にこだわり、日本チャンプに学びにいってる先輩の話に耳を傾けなかった)

ちなみに、
ダンス部員の中で九州大会で優勝経験があるのは、
初心者から始めた向山さんだけ。

ここでの学びは、
会社員から経営のことを学ぶときも全く同じだったそうです✨



◆アルバイトを5つ掛け持ち

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(引用元:https://images.app.goo.gl/kfkHDdMDz7YG9MYBA)

向山さんのご実家はお金に余裕がなく、
生活費も学費も全て自分で支払う必要があった為、

ゴールデンタイムや深夜帯も含めて、
合計5つのアルバイトを掛け持ちしていたそうです。

大学が長期休みの時などは、
深夜バイトをしてからダンスの一日練に参加したりなど、
一日の区切りがよくわからない生活になっていたとおっしゃっていました…

高校の空手の練習は「痛い」というつらさがあったと思いますが、
この寝たくても寝ずにやらないといけないつらさも、一日や二日ではないので、こちらも相当だと思いますw

瞬間的にキツイ負荷を与える運動部とはまた違った努力も、とても貴重な経験だと思います✨



◆ボランティアで、保護者向けに企画書とプレゼン

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(引用元:https://passtell.jp/20120711/1724/)

向山さんは生活費を少しでも浮かせる為、
「週末にボランティア活動をすれば安く住める寮」
に住んでいたそうです。

そのボランティアというのが、
九州大学にスポンサーとしてお金を出してくれている、近所のお寺や病院、企業などのPR活動やお手伝い』
だそうです。

もちろんボランティアなので
その活動に対する給料は一切ありません。


そのボランティアの活動の一つに、
「近所の子ども達をキャンプに連れていく企画をする」
というのがあったそうです。

この時の仕事は、
①キャンプの予算を含めた企画書作り
②近所の保護者やスポンサーへ向けた企画書のプレゼン
③空いてるキャンプ場探し
④キャンプ場の下見
⑤キャンプ案内のチラシを作り(手作り)
⑥キャンプ中の子どもの世話と健康安全管理
⑦怪我や事故発生時の保護者への連絡と謝罪
(※全て実際に経験したもの)

この話を聞いた時、僕は心の中で
「それ、企業で主力として活躍するような人がやる仕事やーん」
と思いましたww

大学生にして保護者説明会は
恐怖でしかありません笑

これを無給でやるのは、
大学生でなればできなかったことかもしれません。

これを、
先に挙げた「部活」と「アルバイト5つ」と同時平行でやっていたそうです😳
(一日が72時間ぐらいないと回らなそうw)


実際、当時は
「なんで自分だけこんなに忙しいんだろう」
と思っていたそうです。

でも、それが社会人になって大きな財産となり、
経営者となって独立した今でも大きな支えになっているのだろうなというのは、
一緒にいてもよく伝わります♪

例え、周りの人より割に合わないことをしていても、
絶対自分に返ってくるものはあるよな!
と思える、向山さんの九州大学時代のお話でした😆✨