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意外と知らない野球のルール〜牽制〜

野球を見ていて、

ランナーが出るとよく見かける「牽制」

 

実は細かいルールがあるので

解説していきます。

 

まず、「牽制」についてですが、

そのプレーの目的は文字通り

ランナーを牽制することです。

 

ランナーが塁に出た時、

少しでも次の塁に近づくために

リードを取りますよね。

※盗塁とかかっこいいし、

 点を取るために少しでも進もうとします

 

そのままにしておくと、

簡単に次の塁に進まれてしまうので、

それをさせないために「牽制球」を投げます。

 

ちなみに、ランナーが出た時の

見どころの1つである「盗塁」

 

盗塁にかかるタイムは

3.2−3.3秒だと早い言われています。

 

逆に、投手が投球をする時

モーションに入ってから

キャッチャーに届くまでが

1.3秒以下だと早いと言われ、

 

そして、キャッチャーが捕球してから

2塁に投げて到達するまでのタイムは

2.0秒以下だと早いと言われます。

 

つまり、投手が投げてから

2塁にボールが届くまでの時間は3.3秒。

 

そう、勝負はまさに0.1秒を争います。

 

つまり、

少しでも次の塁に近づこうとするランナーと

それをさせまいとする投手の駆け引きが

「牽制」に詰まっているのです!

 

さて、牽制のルールに戻りますが、

大まかにいうと牽制の方法には2種類あります。

・プレートから足を外して牽制球を投げる

・プレートから足を外さずに牽制球を投げる

 

ということで、それぞれ解説していきます。

 

・プレートから足を外して牽制球を投げる

こちらはイメージがつきやすいと思います。

投手が構えた後、

プレートから足を外してから

牽制球を投げるやり方です。

 

プレートから足を外してしまえば

投手は自由に動けるので

1塁に投げても投げなくても大丈夫です。

 

・プレートから足を外さずに牽制球を投げる

こちらは制限が多いため、

詳しく解説していきます。

 

ポイントとしては2つ。

・必ずボールを投げること

・プレートから足が外れずに、

 投げる塁に体の正面が向いていること

 

まず、プレートから足を外さない場合は、

投球動作となるため必ずボールを投げる

必要があります。

ボールを投げないと、ボークとなり

ランナーは無条件で次の塁に進塁します。

 

そして、もう一つ大事なことが

投げる塁に体の正面が向いていること。

ホームベースに向けて足を踏み出しながら

無理矢理一塁に投げてもボークとなり

ランナーは無条件で次の塁に進塁します。

 

もうしこし細かいルールもありますが、

この辺りのルールを把握しておくと

より野球が楽しくなると思います!