野球を見ていて
「今なんでアウトになったの？」
と思ったことはありませんか？
今回は
野球で意外と知られていないルール
「打球がランナーに当たった場合」
を解説します。
試合を見ていて、打球が当たったことで
ランナーがアウトになった場面を
見たことがある人もいると思います。
プロ野球の解説などでも
アウトになっているシーンが多いですが
結論から言うと、時と場合によります！
では、どのような時にセーフもしくは
アウトになるのか解説していきます。
■アウトの場合
時と場合によりますと書きましたが
基本的にはアウトになる、であっています。
なのでセーフになるのは
例外のようなイメージです。
■セーフの場合
以下の条件のどちらかに当てはまるときは
ランナーに打球が当たってもセーフになります。
①内野手（投手含む）が
触れた打球に当たったとき
②内野手（投手含む）の守備を通過し、
かつ他の内野手が守備をする機会がない時
①はわかりやすいですね。
グラブで弾いたり、
イレギュラーして内野手に当たってから
ランナーに当たった場合はセーフになります
②はわかりにくいかもしれないので
具体的な例を簡単に書くと、
三遊間（サードとショートの間）に打球が飛び、
サードが取れなかった時に
A）ショートが捕球できそうな打球が
ランナーに当たった
B）ショートが明らかに捕球できない打球が
ランナーに当たった
A）の場合は
他の内野手が守備をする機会があったとして
ランナーはアウトになります
B）の場合は
他の内野手が守備をする機会がなかったとして
ランナーはセーフとなります
このように、ランナーに打球が当たっても
例外的にセーフとなるルールがあります。
さらに、ランナーがベース上にいた場合、
打球がベースに当たった場合など、
もう少し細かいルールもあるのですが
それはまたの機会に書きます。
