ワイドのスポーツやグルメについて広く語るブログ

スポーツやご飯、あるいは漫画やアニメなど広く(wide)に語ります

キレが戻ってきたソフトバンク和田毅投手

f:id:widesan:20190704122914j:plain
(引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030294-nksports-base.view-000)

昨日のソフトバンクホークスvs楽天イーグルスの首位攻防戦

ホークスの和田投手vs楽天の岸選手、
2人のベテランによる白熱した投手戦でした。

どちらも球界を代表するピッチャーとして、
長く活躍してきた選手です。

さすがのゲーム展開でした。

特に今年ケガ明けの和田毅投手は、
今回の登板で第4戦目になりますが、
投げるたびに良くなっています!!

特にストレートのキレとコントロール

ここ3試合は普通にストレートで空振りも取れていましたし、打者の振り遅れの打球も多いです。

球速は140㌔中盤出れば良い方ですが、
スピードガン以上に速く見える
和田投手最大の持ち味がいかんなく発揮されています。

もうだいぶ全盛期のころのピッチングに戻ってきているように見えました♪


そして、大舞台に強く、大崩れしない!

ホークスの若手ピッチャーも和田投手の取り組み方全てが参考になるらしく、
チームリーダーとして背中で引っ張る姿がカッコイイです!

和田投手には長く現役で頑張っていただきたいなと思います😆✨

天才ドリブラー小野伸二選手について

f:id:widesan:20190703022323j:plain
(引用元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E4%BC%B8%E4%BA%8C)

最近行われたコパ・アメリカにて、
17歳の若さでA代表に選ばれた
レアルマドリード久保建英選手に注目が集まっていました。

そして、
小野伸二以上の衝撃」
小野伸二以来の注目度」
というように、

ちょくちょく「小野伸二」というキーワードが出てきていました。

小野伸二選手は、僕が初めて好きになったサッカー選手で、圧倒的な技術力が持ち味です。

そして、小野伸二選手も、
18歳の若さにしてA代表に選出されています。

そこが、今の久保選手との大きな共通点ですね♪

とにかく小野伸二選手の技術力はずば抜けています。

あまりにもキックが正確で何でもできるため、
・ボールと会話できる選手
・利き脚がどちらか見分けがつかない
という伝説的な意見が出てくるほど…

現在もコンサドーレ札幌で現役を続けており、
熟練のプレーを見ることができます♪

またここからハッと驚くような
小野伸二選手らしいプレーが見たいなと思います😆

ヒカルの碁感想、第十八局~アキラ対sai~

f:id:widesan:20190628191225j:plain
(引用元:https://youtu.be/PLolEVJEX_o)

アキラ対saiの一局はどうなっていくのか?
注目のヒカルの碁第十八局です。


◆あらすじ

アキラはsaiとの再戦に向けて、
気持ちを集中させていた。

和谷の「saiは子どもかもしれない」という言葉を受け、一瞬ヒカルの顔が浮かぶも、
中学囲碁大会でのヒカルの弱さから、そんなはずはないと自分に言い聞かせるアキラ。

そんな中、アキラ対saiの対局が始まる。

f:id:widesan:20190702013519j:plain

このアキラ対saiの一戦は、
いつやるのかが決まっていた為、
国際アマ大会の出場者や緒方九段も、
インターネット上で対局を観戦していた。

アキラはsaiに、以前ヒカルに敗れた時よりも高い壁を感じていた。

「saiは以前のヒカルとは違う」と感じるものの、
対局中に、昔のヒカルの影がチラついて見えるアキラ。

f:id:widesan:20190702014125j:plain

結局、アキラはsaiに完敗。

塔矢アキラを手玉に取るsaiの力量に、
緒方九段も「この俺とて勝てるかどうか…」
と高く評価。

それと同時浮かぶ「saiは何者?」という謎。

f:id:widesan:20190702014224j:plain
(引用元:https://youtu.be/PLolEVJEX_o)

緒方さん曰く、
「saiは子どもではない!
どんなに才能があろうとも、子どもだとミスは出るものだが、saiの打ち方はどうだ?

あの練達さは、長い長い歳月を思わせる…」

アキラ自身もsaiは昔のヒカルとは違うと思っていた。

「でも、中学囲碁大会の時、
追いかけても追いかけても捕まらなかった進藤を
今、捕まえた気がするのは何故だ…?」
とsaiとヒカルの関係性を少なからず感じているのだった…

f:id:widesan:20190702015143j:plain
(引用元:https://youtu.be/PLolEVJEX_o)

次の日、いつもの碁会所に顔を出すアキラ。

saiのことを考えていると、
お店の常連のおっちゃんから、
「来る途中に、以前アキラ君に勝ったあの子を見かけましたよ♪」
と連絡を受ける。

アキラがどこで見たのかを尋ねたところ、
「インターネットができるような、
あのパソコンのたくさん並んでるお店の…」
と言ったところで駆け出すアキラ。

再び、なりふり構わずヒカルを探し出し、
ヒカルがネットをしている現場を目撃する!!

f:id:widesan:20190702021335j:plain

ヒカルは、アキラの突然の登場に驚くが、
たまたま漫画のHPを見ており、
saiとして囲碁を打っている姿は見られずに済んだ。

しかし、アキラはヒカルを相当疑っており、
「キミはネット碁を打つか?
ネットにとんでもなく強い棋士がいて、saiと名乗っている…
saiは君か?」
と直球の質問をぶつける。

しかし、ヒカルは知らぬふりを貫く。

アキラは一度、囲碁大会の時にヒカルに幻滅しており、
「そうだな…
悪かった!キミのはずがない!
僕はもう二度とキミを追わない…」
と言って去ろうとする。

ヒカルはそんなアキラを呼び止め、
「お前、俺の幻影なんか追ってると、
いつか本当の俺に足元すくわれるぞ!」
と宣言。

アキラは半笑いしながら、
「キミが…?
いつかと言わず、今から打とうか?」
と言い、去っていく…

f:id:widesan:20190702022616j:plain

途中のアキラとの会話で、
「ネットの中で『saiの正体は誰だ?』と大騒ぎになっている」と聞いたヒカルは、
夏休みも終わるし、インターネットももうダメだと言って、ネット碁もおしまいにする…



◆感想

佐為とアキラの3度目の対局。
またも佐為の圧勝でした。

そしてネット碁篇では、
ちょくちょく「saiが強くなっている」という描写がありましたが、
ここでも如実に表現されていました。

そして、佐為だけでなくヒカルもまた、
佐為の対局を何十局と見ているので、
「強くなっている」と佐為は名言します。

僕が子どものころ、
「ヒカルは一局も打ってないのに、
なんで佐為は"ヒカルも強くなった"と言っているんだろう?」
と不思議に思っていましたが、

実力が上のものとずっと一緒につるみ、
その側で学ぶというのは何よりの学びだ
と、今なら理解できます♪

さりげないけど凄く重要なシーンだなと思います!


また、佐為が憑依状態のヒカルの碁を見ていない緒方九段は、
純粋にネット碁で打つsaiの打ち筋を見て、
「長い長い歳月を思わせる…」
と表現するところがまた良い♪

ここで面白いのは以下の点。
①前回の和谷の「saiは子どもかもしれない」も正解。
②緒方さんの「saiは子どもではない」も正解。
③アキラの「saiは進藤ではない(でも進藤かもしれない)」も正解。

全員が正しいのに、全然違うことを主張しています。

こんな不思議な現象が起きるのは、
「sai=佐為≒ヒカル」の為。

このすれ違いがヒカルの碁の面白さであり、
セリフ回しやキャラの構成の巧さが際立ちます😆

大谷翔平選手は率を残せるホームランバッター

f:id:widesan:20190514191916j:plain
(引用元:https://images.app.goo.gl/suGgQ3prCjTH8yeV8)

大谷翔平選手が本日(7/1)のアスレチックス戦で、
今季初の1試合2ホーマーを達成。

4月は丸々試合に出ていないながら、
47試合のうちに12本塁打
打率も.299で3割目前の大活躍。

大谷選手の本日1本目の本塁打は、
カーブに体制を崩されて、
右手一本で泳ぎながらの一発。

会心の当たりでなくてもスタンドインしてしまう大谷選手の凄さが表れています。

6月だけでホームラン9本と量産体制に入っている大谷選手ですが、
ホームランを狙ってはいないのだとか。

あくまでも二塁打の延長線上のイメージであって、
ボールにバットをアジャストすることだけ考えているみたいです。

普通のホームランバッターは、
飛距離を出すための打ち方をするので、
打率を上げるのは難しいです。

しかし、大谷選手の場合は
ヒットの確率を上げるバッティングをしながら、
その延長でホームランまで打ててしまうので、
恐ろしいです笑

最近は、
「メジャーで通用するか?しないか?」
ではなく、
「メジャーでどんな記録を更新するか?」
に関心が移ってしまった大谷選手。

相変わらずの規格外っぷりです😄

ヒカルの碁感想、第十七局~追憶の一局~

f:id:widesan:20190627144249j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

あらすじが少し長くなってしまいましたが、
盛り上がり中のネット碁篇です♪


◆あらすじ

ネット碁でsaiにコテンパンに負けた院生の和谷は、
saiはプロではないと推理し、アマの実力者が揃う
国際アマ大会でsaiの情報を探ろうとしていた。

そしてそれは、
国際アマ大会に出場する各国代表選手も同じであった。

f:id:widesan:20190627231436j:plain

【各国の会話】

🇳🇱
saiプロじゃないだろう。プロがこんなに頻繁に素人と打つもんか。
→saiはプロじゃないんだ?

🇯🇵
プロじゃなければ誰だ!?

🇺🇸
碁の神様かもしれんな♪

🇨🇳
日本に行けばsaiのことが何かわかるかもしれない


皆、saiは何者なのかを知りたがっていた…

f:id:widesan:20190627233123j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

そして、場面は国際アマ大会の会場に移り、
ふとsaiの話題が上がる。

実はその大会の参加者の大半が、
それぞれの因縁でsaiに興味を持っていた為、
saiの話が思った以上に盛り上がる。

実はsaiはあまりに圧倒的な強さだった為、
ネット界では噂になっていて、
saiのギャラリーや対局申込み数はすごいことになっていた。

f:id:widesan:20190627233618j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

騒ぎを聞きつけ、
緒方九段、森下九段という日本のプロ棋士が事情を伺う。

なんと日本よりレベルの高い韓国のプロですらも、
ネットでsaiに敗れたとのこと。

緒方九段もそれには驚き、
しかもsaiはプロでないということで、
「saiとは何者?」と興味を持つ。

f:id:widesan:20190627233858j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

そこに、saiに敗れて以来、ずっとsaiの対局を観戦していた和谷が現れる。

和谷はsaiの印象を
江戸時代の本因坊秀策(=佐為)に似ていると言い、
さらに、本因坊秀策がまるで現代の定石を覚えるかのように、
見るたびに打ち方が変わり、強くなっていると答える。

そこに、アマ日本代表の島野を応援しに、
塔矢アキラが現れる。

アキラに構わず、
和谷は自分の推理を続け、
「saiは子どもかもしれない」と言う。

理由は、
①チャットの返信が子どもっぽかった。
②saiは7月の末からずっとネットに現れていて、これは夏休みだからじゃないか?
というもの

f:id:widesan:20190628000732j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

「saiは子どもかもしれない」と聞いて、
ヒカルのことが頭を過るアキラと緒方九段。
(※緒方九段は第二話でヒカルのことを知っている)

施設のノートPCを使って、緒方九段はアキラに、
「saiがいるかもしれない。君に見てほしいね」
と伝える。

そして、ちょうどsai(ヒカル)はログインしており、
アキラはsaiに対局を申込む。

ヒカルサイドも「akira」という登録名から、
「これが塔矢だったら佐為と打たせてやれるのに…」
となり、akiraに対局を申込むことに。

佐為がヒカルに「akiraが塔矢かどうか試してみますか?」と問いかけ、
佐為がアキラを一刀両断にした2回目の対局と全く同じ打ち方を始める。

f:id:widesan:20190628090434j:plain
(引用元:https://youtu.be/0XfKbPXsWyc)

アキラはヒカル(佐為)と打った
あの時の一戦を思い出させるsaiの打ち方に驚愕。

しかしヒカルは、今saiとして打っているのが自分だとバレたらまずいと焦り、
佐為にこの前とは違ったところに打つようにお願いし、なんとか誤魔化す。

このまま勝負が長引けば、
国際アマ大会の運営に支障をきたしかねないと
アキラは後日改めての再戦を申込み、
次の日曜日に改めて対局することが決まる…


◆感想

現役のプロに歴代最強棋士と呼ばれる本因坊秀策が
もし現代に甦ったとしたら…

という囲碁ファンでなくてもワクワクするようなシチュエーションが、
今回のネット碁を介してリアルに起きるという激熱展開♪♪

「ネットに潜む正体不明の最強棋士
には、トッププロの緒方九段も興味津々w

その全ての鍵を握るのはヒカルであり、
ヒカルの正体不明の強さを知るアキラも
saiの謎に絡んできて、
謎のピースがたくさん散りばめられていきます。


このネット碁の話はたくさんの重要な意味を持つので、一旦情報をまとめてみようと思います。

①佐為が世界中の強者と自由に打てる
→本来は、ヒカル自身が強くならないと打てないような相手(世界のプロ)とも、ネット碁なら違和感なく対局可能

②佐為の強さが浮き彫りになる
囲碁というのは相対的にしか強さを計れない。
佐為が韓国のプロ相手に勝つことで、佐為はプロ以上の強さを持つことが初めてわかる

③佐為の修行の場
→佐為が最後に真剣勝負をしていたのは江戸時代(本因坊秀策)の話。
しかし、現代は当時から碁のルールも少し変わり(コミなど)、昔の棋譜から研究が進んでいる。
佐為はそんな現代の碁を、ネット界の強者を通して学び、佐為自身の碁をレベルアップさせている

つまり、このネット碁を通して初めて、
「現代の定石を学んだ本因坊秀策」
という構図が生まれます。

ここにネットの匿名性を利用して、
・saiは正体不明の最強棋士
・初心者なのにやたら強い進藤ヒカル

という根っこは同じだけど、別々の謎を発生させるというところが、
原作者のほったゆみ先生の凄さとしかいいようがありません😳


saiの謎、ヒカルの謎に、
塔矢アキラがどう関わっていくのか?

まだまだ物語は盛り上がっていきます😆

打者専念論が発生してしまう大谷翔平選手の凄さ

f:id:widesan:20190601235528j:plain
(引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190601-00062454-theanswer-base)

大谷翔平はやっぱり凄い!」
もうこんな言葉を何度言ったことか笑

昨日も3打数3安打1盗塁

痛烈二塁打あり、技あり左前ヒットあり、
の大暴れ。

最近では、
イチロー(スピード+技)と松井秀喜(パワー)
を併せ持つ選手として、
MLBの専門家から打者専念論が公表されています。

普通なら足して2で割っても凄いことなのに、
日本の超一流2人を単純に足し算してしまうとかww

いや、実際は100マイルの直球を投げることができるので、
さらに+αで松坂大輔(直球)も足さないといけないのを忘れていましたwww

こんなスケールの選手になると誰が想像したでしょう?

元々、大谷翔平選手は、
「投手は超一流だが、打者は並」
という評価でした。

手術の影響で投手ができないたったの一年間で
打者専念論が出てしまうというのは、
本当の意味でバッティングの力がずば抜けている証拠です。

元々のイメージ(投高打低)を覆すのは
伊達じゃありません。

MLBといえど、
100マイル越えのピッチャーはそうザラにはいないので、
ケガさえなければ投手はまたやると思います。

何せ、元々は投手の方が期待値が高かったのだから✨


前回、経営者の向山かおりさんと飲んだ話をブログにもアップしましたが、
あらゆることにチャレンジして努力し、
その全てで結果を出すって本当に格好いいなと思いました😆

ヒカルの碁感想、第十六局~saiは誰だ~

f:id:widesan:20190626205745j:plain
(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)

ワクワクが止まらない
ヒカルの碁第十六局ネタバレ感想です♪


◆あらすじ

佐為にたくさん碁を打たせてやりたいヒカルは、
名前も顔も年齢もわからない「ネット碁」という手段を見つけ、
夏休みを利用し、ひたすら打っていた。

ネット碁の良いところは匿名性だけに留まらず、
・世界中の人と打つことができる
・プロもお忍びで参加する
など、佐為にとっても色々な人と対局ができ、
とても喜んでいた。

そんな数ある挑戦者の中に、
Zelda(ゼルダ)というハンドル名の和谷という院生(日本のプロ予備軍)の少年がいた。

f:id:widesan:20190626205920j:plain
(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)

佐為は和谷相手にも、華麗な打ち回しで圧倒。

プロを目指す和谷は、saiのあまりの強さと、
ヒカルがチャットで挑発した「強いだろ!オレ!」
のメッセージの悔しさから、
その後もsaiの対局を観戦。

佐為はその強さで、
世界アマカップアメリカ、オランダ代表選手や、中国代表という、プロにもひけをとらない相手にも連戦連勝していた。

和谷や国際アマ大会の代表者クラスの強者ほど、
saiの打ち回しから強さを推し量ることができ、
並みいる実力者を返り討ちにしていくsaiに、
次第にワールド囲碁ネット界で話題になっていく。

和谷は、プロならば必ず手合いをしている時間帯でもsaiがネット碁をしていることから、
「saiはプロ級の腕を持つがプロではない」と推理し、
自分が手伝いにいく「国際アマ大会」にsaiがいないか?
あるいはsaiの情報を持つものがいるのではないか?
とsaiの正体を突き止めにいく…

f:id:widesan:20190626213521j:plain
(引用元:https://youtu.be/Y3KXjulnIUk)


◆感想

ヒカルの碁って、
囲碁の最強棋士である佐為がヒカルに取り憑いて、
囲碁で無双する囲碁バトル漫画」
なんて思われがちですが、
実は佐為が打つ描写というのはけっこう少ないんです。

そんな中でのこのネット碁篇!

ここが正に、佐為が無双する囲碁バトルシーンを見られる為、ワクワクします♪

そしてこの段階でのヒカルは、まだ初心者に毛が生えた程度の実力。

佐為と対局している相手がどれぐらいの実力者かも正確に理解することはできず、ただひたすら佐為に思う存分打たせてあげます。

しかし、たまたま佐為の戦う相手が強敵で、
そして難なく撃破してしまう。

ネット碁は匿名性があっても、
見る人が見ればその強さは伝わってしまう。

それが今回でいう和谷や、国際アマ大会の代表者達です。

プロが強いのは普通なんです。
しかし、プロじゃない。

これは序盤に塔矢アキラと打った時と似ていて、
おもいっきり初心者の子ども(ヒカル)が、
碁の神様のような打ち回しをみせる。

アキラ達周りは、
その強さのつじつまの合わなさに
「ヒカルは何者なんだ!?」
「saiは何者なんだ!?」
となります。

全てのカラクリを知っている僕ら読者だけが、
神の視点から登場人物達の感情のスレ違いを眺めることができ、
物語の奥深さを楽しむことができるという…

「もうこれ少年漫画のクオリティじゃねぇぇ!!」
と叫びたくなってしまうほど、
大人が大人げなくドハマリしていきます笑

今後は、
アキラの「ヒカルは何者!?」と、
和谷の「saiは何者!?」という
2つの謎が鮮やかに絡み合っていくので、
こうご期待😆✨