ばらかもん第1話「ばらかこどん」
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都会育ちの若き書道家の半田清舟(はんだ せいしゅう)は、
「型にはまったつまらん字だ。
君は平凡という壁を乗り越えようとしたか?」
と書道の館長から自分の字を酷評され、
館長を殴ってしまう。
その罰として、
田舎(五島)に行くことになってしまい、
慣れない田舎暮らしや、
五島の子どもや大人との関わりの中で
大切なことを学んでいく。
半田は、お手本通りの自分の字を完全に否定され、自信を失っていた。
そんな時、島の子どもの「なる」という女の子と出会い、
その元気さに翻弄され、ペースを乱されまくる。
元気いっぱいのなるは、
「先生(半田)に見せたいものがある」
と言って、防波堤の上から見える
五島の夕日を見せようとしていた。
防波堤はけっこうな高さがあり、
ハタチを越えている半田は、
「いいよ夕日なんて。
空を見てみろ。こんな曇ってちゃ見えない」
と、登ることを拒否する。
そんな半田に対して
なるが言った名言が今回紹介するこちら。
登ってみんばわからん
見ようちせんば見えん
なるが先に登ったあとに、
半田に向かって
「先生もはよ来い。
この壁を越えんば何も見えんぞ」
と声をかける。
半田は館長に言われた
「君は平凡という壁を乗り越えようとしたか?」
という言葉を思い出し、
まずは防波堤(壁)を登ろうとする。
最初に五島に来た時は
天気が曇っていて海が綺麗に見えなかった半田だが、
登った先にはとても綺麗な夕日が見えた✨
◆感想
第一話がとても綺麗に話がまとまっていて、
一話目から引き込まれる作品。
僕らはいつのまにか、
登る前から登ることを諦めて、
先の景色を見ようともしない選択をしがちになる。
登った先の景色は、
登ってみなきゃわからないし、
見ようとしなければ見えない。
ついつい忘れがちな、
壁を乗り越えようとするチャレンジの心を
思い出させてくれて、
すごくいいなと思ったことを覚えています。
しかもアニメでは、
登った先の景色が本当に綺麗で、そこにも感動しました✨
目の前に壁があった時、
それを乗り越えた先には
きっとこんな景色が見えるんだろうな
という感動を味わえる
超素晴らしい名言です😄✨