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ヒカルの碁感想、第三十五局~勝者はひとり~

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(引用元:https://youtu.be/oXTOlwA3_dc)

ヒカルの碁第三十五局は大好きな回です。
ヒカ碁好きにも人気の高い洪秀英(ホンスヨン)の登場回です♪


◆あらすじ

碁会所で武者修行中のヒカル、和谷、伊角さんは、
「ここなら強いやつがいるかも」
と紹介を受けた碁会所に来ていた。

そこはなんと、
韓国人が多く集まる碁会所だった。

韓国では日本より囲碁が活発で、
特に若い世代の総数や競争率は韓国の方があるかに高く、
必然的に囲碁のレベルも高くなっている。

そのへんの背景も知っている和谷と伊角さんは
「強いやつがいるかも」という発言に
なるほどなと納得する。

その碁会所には、
韓国の研究生(日本でいう院生)の
洪 秀英(ホン スヨン)という子どもがいた。

ヒカルは日本の囲碁界のこともろくすっぽ知らないので、
「韓国にもプロがあるんだ!韓国って強いの?」
と発言し、
韓国を甘く見ていると激昂される。

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(引用元:https://youtu.be/oXTOlwA3_dc)

ヒカルは全く悪気が無いが、
その無頓着さがさらにスヨンの逆鱗に触れ、
「韓国はお前たちのようにぬるくない!」
と挑発する!

それを受けたヒカルも
「ぬるいかどうか、打ってみればわかるさ!」
と勝負を持ちかける。

しかし、スヨンはヒカルを格下と思っている為、
「キミと打つよりここの人達と打った方が勉強になる」とうてあわない。

勝負すらしようとしないスヨンに対して、
「打ってもみないでそんなこと言うなよ!
そんなに俺に負けるのが恐いのかよ!」
と挑発。

スヨンも受けて立つことに。

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スヨンは、
競争率の激しい韓国の研究生の中でもトップの方にいるため、
ヒカルなんて相手にならないと絶対の自信を持っている。

しかし、ヒカルも実力を付けてきていて一歩も引かない!

実際、スヨンは10組ある韓国の研究生の組を順当に上がってきたエリートだった。

しかし、まだ若いスヨンは一度組が落ちたことのショックで腐りかけていた過去を持っていた。

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(引用元:https://youtu.be/oXTOlwA3_dc)

腐って負け、さらに負けて落ちる。

どんどん下に落ちていく状況に、
囲碁が楽しくなくなっていたスヨン

元々はそれを見かねた両親がリフレッシュにと、
叔父であるマスターの碁会所にスヨンを預けていた。

そんな自信を失っていたスヨンだったが、
格下と思っている日本の院生のヒカルなんかには絶対に負けたくないと思っていた。

しかし、思いの外強い手を打つヒカルに対して、
「俺に勝ったらお前の名前覚えてやるよ!」
と宣言。

ヒカルも
「ああ、覚えてもらおうじゃねえか!」
と啖呵を切る!

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(引用元:https://youtu.be/oXTOlwA3_dc)

絶対に負けたくないという子どものケンカから
「勝負に向かう気持ちが、ようやく前を向き始めた」
と佐為も2人の勝負を見守る。

そして、
「覚えてもらおうじゃありませんか、進藤ヒカルの名を!」
と言って次回へ…


◆感想

このケンカから真剣勝負になる流れ、
すごくいいですね♪

スヨンのように、トントン拍子にうまくいってたものが、
一つの失敗で歯車が狂う気持ちはすごくよくわかります。

何もかもが上手くいかなくて、
自暴自棄になって、自信を失って、
それでも競争率の低い日本の院生なんかには負けるもんかというプライドが、スヨンの失った自信を上回り、勝負に向かう気持ちが前を向き始めます♪

ここは、ヒカルの失言大王っぷりがかなりグッジョブです👍

しかも日韓院生対決という国際戦になっていて、
もうワクワクが止まりません笑

このあとの続きがめちゃくちゃ楽しみになるエンディングの入り方も、
相も変わらず最高なヒカルの碁でした😆✨