数々の商品が100円(税抜)で手に入る百均。
なんと!
先日、「つかめる水玉」なるものを発見。
「おうちでできる!
プチ研究シリーズ
SCIENCE KIT」
とてもきれいな透明の物体。
その写真はまるで水餅のよう。
作り方は簡単!
入っている2種の粉をまぜるだけ。
その2種とは、乳酸カルシウムとアルギン酸ナトリウム。
これらは食品添加物として
使われている物質なんだとか。
アルギン酸ナトリウムは、
海藻類のぬるぬる、ねばねばの成分。
アイスクリームの安定性の向上
たれやソースに粘り気を与える など
食品に滑らかさや、粘り気を与え
安定性を向上させるためにも用いられます。
乳酸カルシウムは、
熟成したチェダーチーズにできる結晶の成分。
健康食品、飴など、カルシウムを強化したり、
食品にうまみを与えるための、調味料としても用いられています。
「この2 つの物質の化学反応(イオン架橋)により、
生成したゲルが、つかめる水の正体です。」
(引用:tukamerumizuhogosya-.pdf (tokyo.lg.jp))
用途は、「実験学習や夏休みの自由研究」。
小学生のころ、洗濯のりでスライムを作って
遊んだのを思い出しました。
この簡単にできる水玉はそもそも何なのか、
その起源は何だろうと気になって調べました。
東京都健康安全研究センターによると、
「ロンドンの学生が考案した、
水風船のように水を閉じ込めて、
つかめるようにしたものです。
ペットボトルの代わりに水を入れ、
持ち運ぶことができ、衛生的に作れば
それ自体も食べられるため、
プラスチックごみが削減できる
という発想で生まれました。 」
(引用:tukamerumizuhogosya-.pdf (tokyo.lg.jp))
まさかこの水玉が
プラスチックごみ削減に繋がるとは!
つかめる水玉を食べる
という発想はなかったものの、
栄養強化やうまみを与える食品添加物から
生成されるのであれば、
食べるというのもイメージできるなと💡
そんな発想はなかったので発見でした!
ふと目に入って興味を持った
”つかめる水玉”を調べてみると、
可能性が広がっていて奥が深かったです。