ソフトバンク 和田毅投手・帰ってきた男の偉大さ - 週刊ベースボールONLINE
2020/12/5に放送された球辞苑にて
ど真ん中への投球割合が多いランキングの1位に選ばれました。
ど真ん中は一般的に打ちやすく、
よく打つ打者などは打率が6割近くにもなるほど危険なボールです。
そんな危険なところにボールを投げ込んでしまうと、
普通は痛打され失点に繋がります。
しかし、和田投手の場合、
ど真ん中によくボールを投げながら、
そのど真ん中の被打率が.243と少ないのです。
しかも、ど真ん中に投げ込む球種で最も多いのがストレート。
あの平成の怪物と呼ばれた松坂投手でさえ、
ここ数年はストレートが140キロ台になり、
変化球などでかわす投球をしているところ、
同学年の和田投手は未だにど真ん中ストレートの真っ向勝負が通用していることを意味します。
150キロ超えの投手が次から次に出てきて
圧倒的な強さで日本一になったソフトバンクホークスにおいて、
39歳で140キロ代のストレートを武器とする和田投手がローテーションを守っていることも
とんでもないことだと思います。
来年に向けても早くも身体を動かし始めており、
衰えを知らない凄い選手です✨