引用元（岸本斉史『NARUTO -ナルト-』集英社, 2012/10/4, 第62巻～590話 お前をずっと愛してる～）
名門うちはの出身で、
天才忍者サスケの兄である
イタチはナルトの登場人物の中でも高い人気を誇り、
弟サスケ以上の天才っぷりを見せつけました。
イタチは、手裏剣術や観察眼と洞察力に優れ、
穢土転生により、歴代五影など数々の実力者達が一斉に復活した時にも自力で術を解いてしまい、
術者のカブトからも「あいつは特別だった」と一目置かれる存在。
イタチの凄いところは、
純粋な戦闘力の高さだけではなく、
死ぬまで嘘を貫き通す意志の強さ。
一族全滅からサスケを守る為に、
敢えて悪役となり、それを演じ続けたイタチ。
本当は優しすぎる気持ちの持ち主で、
常にサスケや他人のことを考えて行動していた。
唯一失敗だったのは、
全てを自分一人でやろうとし過ぎたこと。
イタチはサスケを里の英雄とさせてあげたかったが、
優しかったイタチをそこまで追い込んだ里に対して、
どうしても許せないサスケは、
イタチの意志を継ぐことを選択せず、
イタチの為の復讐を決意。
結局、サスケは英雄として幸せになるどころか、
復讐者として闇落ちしてしまう。
死後に穢土転生で蘇った時も、
「もっとサスケのことを信じて
色々と話しておけば良かった」
と自分の選択の誤りを認めています。
そんな自分の失敗を認めているイタチは
自分のやったことに責任を感じ、
サスケと再びあった時にも、サスケに対して多くを語りませんでした。
その代わり、
サスケがどんなことになろうと
「俺はお前をずっと愛している」
と最後の最後になってサスケを認めた一言を伝える！
優しくてカッコイイ男の
カッコ良すぎる名言でした✨
あれこれ口うるさく言うよりも、
「信じてる」「愛してる」
と相手への信頼の言葉をストレートに伝えることがすごく大事だなと気づかせてくれます😄
