『ベイビーステップ(3)』(勝木 光)|講談社コミックプラス
◆あらすじ
宮川の強烈なストロークに苦戦しながらも
なんとかサービスゲームはキープするエーちゃん。
エーちゃんは練習してきた全てのボールを
まんべくなく打つことができるほど成長しているが、
全てが平均的過ぎて特出したものがない。
つまり決定力に欠けるという弱点を持っていた。
しかし、苦しい試合展開とは裏腹に、
スコアだけはタイ(対等)で進む。
エーちゃんは、
自分が調子が良いだけならいいが、
スコアだけがタイになっていることに
違和感を感じていた。
そしてノートを見直すと、
エーちゃんのサービスゲームの時に、
宮川が全ての球種をまんべんなく使い、
データの無いエーちゃんのことを
じっくり観察していたことがわかった。
そして次のエーちゃんのサービスゲーム、
観察をしていた宮川が攻撃に出る姿勢を見せる。
このまま何も手を打たなければ負けると判断したエーちゃんは、
「何かを変えなくては」と積極的に前に出る。
◆感想
スコア以上に
試合展開として追い詰められたエーちゃん。
その状況把握能力もすごいなとは思いますが、
そこからできる何かを変えようとトライします。
その変化が良い方向に転ぶのか
それとも逆効果になってしまうのか?
何にせよ、
ヤバいヤバいで同様するのではなく、
自分にできることでなんとか活路を見いだそうとする
エーちゃんのメンタルは素晴らしいなと思います😁✨