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ヒカルの碁感想、第四十六局~プロ試験最終日~

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(引用元:https://youtu.be/zot5gncroh8)

◆あらすじ

プロ試験最終日、
ヒカルは強敵越智と対局していた。

ヒカルは勝負手も越智にかわされ、
ずっと劣勢が続いていた。

越智はそんなヒカルの息の根を止めようとガンガンに攻めていたが、
ヒカルはそんな越智の小さな綻びを逃さなかった。

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(引用元:https://youtu.be/zot5gncroh8)

右下の攻防を凌いで、
ヒカルはここまでの劣勢を盛り返した。

それでも勝負はまだまだ互角。
どちらに転ぶかわからない状況は続く…


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(引用元:https://youtu.be/zot5gncroh8)

場面変わって塔矢アキラサイド。

アキラは新人にして負けなしの連勝記録が続いており、注目されていた。

出版部の天野さんから取材依頼を受けるも、
アキラ自身はもっと別の目標があるため、
連勝記録などには全く興味を持てないアキラ。

そもそも、
自分の取材よりプロ試験の結果ばかりが気になっていたので、
取材依頼の話は曖昧に聞き流していた。

そんなアキラの空気を読んだ天野さんは、
「また別日にでもお願いするよ。
そろそろ"プロ試験の結果"も出てるかもしれないし。」
と言って、研修センターに戻ろうとする。

それを聞いた瞬間、
「僕にもプロ試験の結果を…」
と目の色を変えて食いつくアキラだった笑


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(引用元:https://youtu.be/zot5gncroh8)

場面は変わってプロ試験会場。

まずは和谷が苦手のフクに勝ち、
3敗を守ってプロ試験合格を決める。

4敗の伊角さんは、
ヒカルが越智に負けて4敗になればプレーオフだが、
ヒカルが勝てばヒカルがそのまま3敗で合格となるため、
ヒカルの結果待ちとなった。

気になるヒカルVS越智の結果は…?

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(引用元:https://youtu.be/zot5gncroh8)

決着の瞬間は描かれなかったものの、
伊角さんはプロになる道が途絶えて、
失意のまま雨の中帰る…
ヒカルが勝ったのだ。

ヒカルと越智の勝負は1目半だった。
最後はヒカルのこれでもかという執念が
越智を上回った。

ヒカルはこれからプロの世界に飛び込む。



◆感想

最後、ヒカルと越智の決着を行方を、
相当もったいつける演出がされていました。

アニメだとサクサク進んですぐに結果がわかりましたが、
週刊少年ジャンプで掲載されていたときはきっと、
やきもきしながらの一週間を過ごしていたのだろうなと思います笑

今回も伊角さんはトップクラスの実力を持ちながら、
プロにはなれませんでした。

落ち込み方が見ていて苦しいですね…

ヒカルは努力して、苦労して、最後は執念でもぎ取ったプロ試験の合格。

しかし、その喜びの描写は一切描かれず、
すぐに日常に移ります。

そして日常では、
親や先生、周りのクラスメートなど、
囲碁のプロの凄さがまったくわからない人達のリアルな反応ばかり描かれていました。

苦労して目標を達成したのに、
周りからはさほど承認してもらえないという
囲碁界のシビアなリアルがとても印象的だなと思いました。

それでも、
周りから理解があろうとなかろうと、
自分はこれからそこに行くんだ!
というヒカルの決意が素晴らしい♪

こういう部分は、
原作者のほったゆみ先生のメッセージ性を
どことなく感じます♪

結局、周りがどうこうは関係なく、
自分がやりたいから、なりたいから選ぶし進む!

すごくいいなと思いました😆✨