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ヒカルの碁感想、第四十三局~ヒカルvs和谷~

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

◆あらすじ

和谷戦の前日、
ヒカルは佐為といつものように打っていた。

すると、佐為はヒカルが自分と似た打ち方をしていることに気づく。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

ヒカルは、
「お前(佐為)だったらどう打つかな?
って考えて打ったんだ♪」
と佐為の打ち方を意識して打っていた。

「自分でちょっと手が思いつかない時なんかよくやるんだぜ!
そうすると上手い手が浮かんだりな♪」
嬉しそうに話をするヒカル。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

ヒカルは佐為といつも打っているから
佐為ならどう打つかがわかる。

それを聞いた佐為は、
「いつも一緒、いつまで一緒?」
と少し考え込む。

佐為は
「ずっと死なないと思っていたけど、
またヒカルが死んだら、どこぞの碁盤に宿り、
現世に戻る時をまた待つだけだと思っていたけれど、
考えてみればそんな保証はどこにも無いではないか…」
と不安になる。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

対局日当日、
院生師範の篠田先生が不在の為、
代理で柿本先生が来る。

その柿本先生は、
ヒカルが子供囲碁大会で死活の一手を即答し、
横から口出したことを思い出す。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

ヒカルはまた怒られるのかと思ったが、
柿本先生はヒカルがプロ入り間近なことに感心し、
「キミなら、あの1の2を即答したのも頷ける」
とヒカルの実力を認める。

ヒカルは、
洪秀英戦でユン先生から褒められた時のように、
自分の力が認められたことを喜ぶ。

それを尻目に、
不安を覚える佐為。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

その後時間になり、
ヒカルvs和谷の対局が始まる。

和谷はこの一戦に勝てば、
最終日を待たずして合格が決まる。

和谷の師匠の森下先生からは、
「お前は可愛い弟子だ。
年の割に素直でひたむきで…

だからっていつまでも甘えてんじゃねぇよ。
プロになれなかった弟子もいるが、お前は十分に素質もある。

お前は受かる!
何度でも言うぞ、お前は受かる!」
と背中を押してもらいながら送り出されてきていた。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

和谷はこの対局に勝てばそのままプロ試験の合格も決まる。

ヒカルと和谷の対局は、
和谷の白石が頑張って陣地を広げており、
ヒカルはそこに割って入っていく。

勝負は
ヒカルが割って入った黒石が生きればヒカルの勝ち、
その黒石を殺せば和谷の勝ち、
という局面に突入していく。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)


黒の生きる道はあるかを考える和谷。

「黒が張ってくれば伸び…
いや、黙って下がった方が厳しいか…
よし、この手はない。

黒が二間ビラキのところにつけてきても黙って下がる…
よし、これも殺せる。

無い…
黒の生きる道は無い。
勝った!」

勝利を確信する和谷。


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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

「…ある!

黒の生きる道はある。
気づきにくい難しい道が…

しかし、たった一本ある…」

佐為は一本だけ黒の生きる道はあると言う。

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(引用元:https://youtu.be/7qtFp0W8PH0)

しかし、黒の生きる道が見つからないヒカル。

ヒカルには和谷と同じ、黒が生きれない景色しか見えていなかった…



◆感想

もうドキドキが止まらない!
間違いなくベストゲームの1つに挙げられるであろう
ヒカルvs和谷。

最初、家でヒカルの打ち方が佐為の打ち方に似ているというのは、
日常生活でもよくあることだなと思います。

ずっと一緒にいると似てくるものってありますよね♪

似る相手が歴代最強の棋士
藤原佐為というのがヒカルの非凡なところではありますが…笑


そして、洪秀英戦で認められたユン先生のように、
過去の佐為の功績を「ヒカルの功績だ」と認める事象がまた発生しました。

それと同時によぎる佐為の不安…

佐為の表情が冴えなくなってくるのは少し悲しいです。。


和谷サイドとしても、
師匠の森下先生から勇気付けをされて挑んでいました♪

森下先生のあの言葉は嬉しいだろうな~

ずっと自分のことを見てくれている師匠から、
「お前は素質も才能も十分にある!
いつまでも甘えてるんじゃなくて、こっちへ(プロへ)来い!

お前は受かる!
何度でも言うぞ、『お前は受かる!』」
と発破をかけてもらったら、相当な勇気になると思います♪

ほんと、森下先生もとても良い師匠です♪

そんな師匠の言葉を思い出しながら、
ヒカルの黒石の生きる道を考え、
全てを殺せると読みきった和谷。

勝利を確信して、
本当に勝ちそうだなと思いました。

そこに間髪入れずに
「ある…、黒の生きる道はある!」
と言い切る佐為の格好良さは鳥肌ものです笑

ヒカルの対局中は、
佐為は絶対に助言をしないので、
ヒカルはこの難しい一本の黒の生きる道を
自力で見つけるしかありません。

このめちゃくちゃ良いとこで、
エンディングに入るところも
ヒカルの碁ならではの最高の引き…笑

続きが気になってしょうがない
ヒカルvs和谷の最終局面。

本当に面白いです😆✨