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ヒカルの碁感想、第二十八局~若獅子戦~

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(引用元:https://youtu.be/CP9QyWwauGM)

ヒカルの碁第二十八局は若獅子戦。

個人的にはとても好きな話なのですが、
原作やアニメのセリフ回しやストーリーがあってこその魅力!
的な部分が大きいので、
どこまで伝わるかわかりませんが、
思った感情をストレートに出します笑


◆あらすじ

プロの低段若手棋士16名と、
院生一組の上位16名が
互い戦でトーナメントを行う若獅子戦。

ヒカルの初戦の相手は村上二段で、
ここに勝てばアキラとの公式戦直接対決が実現します。

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ヒカルに興味があるのはアキラだけではなく、
高段者の緒方九段も興味を持っています。

というのも、
子ども囲碁大会で難しい死活を一瞬で答え、
塔矢アキラにも勝った子どもというのを見てきているから。
(※上は全て佐為がやったこと)

また、それを受けて、
塔矢アキラがヒカルをライバル視しているのを
側で見ているというのも大きいかもしれません。

緒方九段がヒカルの対局を観戦している中、
緒方九段は佐為のことが見えないのを知りながら、
佐為がヒカルの自慢話を始めます。

「ヒカルはどうです?よく見ておくといいですよ。
いずれ、ここにいる皆の好敵手となりえるのだから♪」

佐為はヒカルと毎日打ち、ヒカルの成長を側で見てきているため、ヒカルの成長と実力を認めていました。


しかし、佐為の自慢話の最中にヒカルが悪手を打ってしまう…

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佐為は顔の曇った緒方九段に
今はまだミスは多いものの、
普段のヒカルはキラリと光手を打つのだと
必死に弁明するww

そんな弁明中の佐為を尻目に、
今度は緒方九段が驚いた顔をする。

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佐為が盤上を見てみると、
最初は悪手だったはずの一手が、
いつの間にか好手に変わっていた!!

これには、佐為も緒方九段も、
対戦相手の村上二段もビックリ。

その後、後ろで対局していたアキラが中押し勝ちで終局し、ヒカルの碁を見にくる。

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(引用元:https://youtu.be/CP9QyWwauGM)

佐為は、アキラがヒカルの対局に見に来ていることに気づき、
「遅すぎましたね。
先ほどのヒカルの才気溢れる様を見ずして、
この見慣れぬ石の並びから、果たして気づくか?
それを読み解くことはできるのだろうか…」
とヒカルを誇りながらエンディングへ♪


◆感想

エンディングの入り方が良すぎて鳥肌が立ちますw

ヒカルはとうとう、百戦錬磨の佐為をも驚かせるような閃きを見せ始めました。

佐為はこの話の中で、
「ヒカルはここにいる皆の好敵手となり得るのだから」
という発言をしていますが、
いつか、ヒカルが佐為の最高の好敵手となって、
佐為が最高に面白いと思えるような、
そんな頂上決戦の未来も見てみたいなと
つい思ってしまいました♪

この若獅子戦は、
ヒカルの才気溢れる様も面白いのですが、
佐為の一人芝居と弟子自慢が個人的には好きなシーンです。

アキラもヒカルに対して、
「彼ごとの実力で僕を追う?
近づけさせません!」
なんて口では言っておきながら、
対局が気になって、結局見に行ってしまうところが可愛いところ笑

ヒカルの成長速度と柔軟な発想!
そして、佐為の良い師匠感も伴って益々面白くなってきたヒカルの碁

そして、何気ない一手(話)にも、
色々な狙いを持っているのが原作者のほったゆみ先生。

今回の若獅子戦の話は、
目に見えてわかりやすい勝負手ですが、
華麗な打ち回しのほったゆみ先生は、
これをどう有効活用していくのか?

今後も打ち手(作者)の技量が光ります😆✨