(引用元:https://youtu.be/AkMylZNOKnQ)
前回までは佐為がネット碁でバンバン打っていましたが、
ヒカルの碁第十九局は、再びヒカルに焦点が移ります。
◆あらすじ
夏休みの終わりに合わせてネット碁も終わり、
日常の学校生活に戻ったヒカル。
囲碁部の部活では、
三谷相手に置き石(ハンデ)が減ってきて、
改めて強くなっていることを実感する。
また、「saiの正体は誰だ!」とネットで大騒ぎになっていることを知ったヒカルは、
佐為にネットで打たせてあげることができなくなり、
家で自分と打たせてやろうと考える。
しかし、碁盤も碁石も持たないヒカルは、
おじいちゃんにおねだりする為におじいちゃんの家に行くことに。
(引用元:https://youtu.be/AkMylZNOKnQ)
ヒカルのおじいちゃんは町内でも有数の実力者。
ヒカルは互い戦で勝ったら足つきの碁盤を買ってほしいとねだる。
おじいちゃんに勝つことまではできなかったが、
ヒカルが囲碁を初めて1年にしての成長っぷりに驚き、
一番安い碁盤を買ってあげることになった。
(引用元:https://youtu.be/AkMylZNOKnQ)
碁盤が届いたヒカルは、
さっそく佐為と打つことに。
(石は全部ヒカルが置いていく)
これで、今後家ではいつでも佐為と打つことができるようになる。
その後、筒井さん、囲碁教室のおじちゃん、しまいには三谷にまで、互い戦で勝つまでになったヒカル。
周りの人が少しずつヒカルの成長に驚いていく…
◆感想
ネット碁篇が終わり、
ここからどうなるのかと思っていたヒカルの碁。
ヒカルはネット碁で佐為の打ち方を見続け実力を付け、
今回碁盤を買ってもらったことで、毎日佐為と打つことができるようになります。
佐為(歴代最強の棋士、本因坊秀策)と
毎日打つことができるという環境は、
碁を打つ人間にとっては羨ましくてしょうがない環境だと思います。
人は周りの人間に影響を受けるものなので、
「自分より実力が上のものと接する物理時間」
というのは、上達に大きな影響を与えます。
ある意味、こういった「環境の力」は、
物事の熟練において、個人の努力差以上に大きな差を生み出すものだと思います。
原作者のほったゆみ先生は、
こういったイベントを、
自然に、適切なタイミングで持ってくるので、
こういうところも本当に凄いなと思います。
そして、碁盤を買った日を境に、
ヒカルの実力も目に見えて大きく上昇していくように描かれます。
何気ない日常回ではあるものの、
色々とワクワクしてしまう回でした😆