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ジャンプの名作_ヒカルの碁~感動は避けられない!?

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(引用元:https://goo.gl/images/DDVMJL)


ヒカルの碁

週刊少年ジャンプで掲載されていた
屈指の名作であり、
不朽の名作であり、
感動の名作であり、
至上の名作といえる
キングオブ名作です♪♪

平安時代の天才棋士、藤原佐為が小学生のヒカルに取りついて、ヒカルが碁を始めるという物語。

色んな感想記事にもありますが、
囲碁のルールがわからなくても全く問題ございません!

「アニメと漫画、どっちから見るといいの?」
という質問に対しても、
どちらから入っても全く問題ございません!

それは何故か?

アニメも漫画も、どちらもめちゃめちゃ面白く、
どちらから入ってももう片方を読みたくなってしまうからです♪

それでは、まだちゃんと見ていない人向けに
ヒカルの碁の魅力を紹介します♪


◆すれ違いから生まれるハラハラ感と
「佐為」という『謎』を巡るミステリー

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(引用元:https://goo.gl/images/FXMerK)

ヒカルに取りついた藤原佐為は作中最強の棋士という設定なのですが、
小学生のヒカルはそれを全く知りません。

そして神(ほったゆみ)のいたずらによって、
小学生にして既にプロ級の腕を持つ天才少年の塔矢アキラと、現世に来て初めての対局を行います。

アキラにしてみたら、
初心者の手つきの少年が、トッププロのような打ち回しで自分を翻弄してしまう…

同年代にライバルと呼べる相手がいなくて悶々としていたアキラは、
この時から強烈にヒカル(の中の佐為の強さ)を追いかけます。

ヒカルは、そのアキラの情熱に触れて囲碁に興味を持ち始め、
次第に佐為(自分の本当の力でない)に向かっている目を自分に向けさせたい!
と思うようになります。

これによって、
ヒカル⇒アキラ
アキラ⇒ヒカル(佐為)
というすれ違い構造が生まれます。

また、「佐為はヒカルとしか話ができない」
という設定が、この作中では徹底されており、
アキラをはじめ、主要人物がヒカルの持つ『謎』に翻弄されます。

そして面白いのが、
主要人物のそれぞれが「佐為」に結びつく情報を少しずつ持っており、
その情報を全て繋ぎ合わせると「佐為」に辿り着くようにできています。

こういった状況を、
私たち読者は神の視点で一望でき、
それぞれの人間ドラマを楽しめるのです♪♪


◆絵が綺麗

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(引用元:https://goo.gl/images/om18i2)

これは主に漫画の方になってしまいますが、
作画の小畑健さんの絵が素晴らしく、
ファンの中で大絶賛されています。

特に女性は絵で入るという方も多いらしいので、
そこはすごく満足できると思います。

また、アニメはアニメで、
曲や音感、そして声優さんが素晴らしいので、
そっちも大好きです♪


◆ほった先生の布石と逆転の一手

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(引用元:https://goo.gl/images/K4ek7A)

原作者のほったゆみさんは、
ストーリー構成がとても上手な方です♪

全てのエピソードに意味を持たせ、
ストーリーに全くムダがありません。

一見不用意に思える石(ストーリー)が、
ある意外な一手によって突然繋がってしまいます。

しかも、意外な一手であるはずなのに、
打たれてみると、もうそれ以外考えられない絶対の一手に見えてしまうというほったマジック!!!

もはやミステリー小説で全てのパズルが繋がるかのようなあの感覚です!

特に、頂上決戦(佐為vs名人)でさんざん熱い対決を魅せておいて、
その直後にこれまでの全ての意味が逆転してしまうあのストーリーの鮮やかさは、見事というほかありません✨✨🎵

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(引用元:https://goo.gl/images/6zTaUH)


ヒカルの碁は、
ヒカルの成長(少年漫画)の部分と、
佐為の謎(ミステリー小説)の部分
の2つの物語を軸としているので、
大人も子どもも楽しめるのではないでしょうか?

そんな、ほった先生と小畑先生の2人が打つ
⚪⚫ヒカルの碁という綺麗な一局⚫⚪
是非一度、御覧になってはいかがでしょうか?😄