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監督経験無しから今や名将_日本ハム栗山監督の信念_チーム作りは人作り

日本ハムファイターズの栗山監督は
2017年シーズンまで6年間監督を務め、
リーグ優勝2回、日本一1回、Aクラス(3位以上)4回という成績を収めています!

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(引用元:https://goo.gl/images/VY1NQ2)

さらに、ダルビッシュ投手が大リーグ移籍で抜けた穴を、当時プロ通算0勝だった現巨人の吉川光夫投手の大躍進で埋めたり、
中田翔選手の四番定着、大谷翔平選手の二刀流や、大田泰示選手の復活など、
選手の能力を引き出すことに長けた監督であるといえます!

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(引用元:https://goo.gl/images/4sbRfi)



ちなみに「プロ野球の監督」というと
どんなことをイメージしますか??

僕は経験豊富な名選手だった人が、
自分の現役時代のシェアをして、
若い人達の技術力を高めながらチームを勝たせるものと思っていました!

しかし栗山監督は、技術的なコーチングはコーチに任せ、選手がケガをしないようコンディションに気を配ったり、どうやったら素質を持つ選手達が能力を発揮できるかを常に考えているとのこと!

栗山監督の前提としては、
「選手の持っている能力を信じる」
というのが、全て根底にあるのかなと思います!

選手の能力を信じているからこそ、
●能力を発揮さえすれば、活躍できないはずがない
コーチングより、能力を引き出す
●持っている能力からすれば、まだまだこんなもので満足してもらっては困る
→一般的に褒められるような結果を出しても課題点を挙げて、満足させようとしない

という行動に繋がるのかなと思います!

だから、甘いだけでなく、厳しい言葉もかけるし、
縮こまって思ったプレーができない選手には、結果を度外視して思い切りやることだけ考えなさいと、背中を押すこともできるのだと思います☆


◆経営者のようなチーム作り
栗山監督のチーム作りの方法は、
野球だけでなく、いろんな分野のスポーツや歴史、自然(植物を育てたりしている)から学んだことを
全てつぎ込むとのこと!

技術ではなく、どういう人間を育てるか!

これは、経営者の稲森一夫さんがJALを復興させるときも同様に、
目先のサービスをどう変えるかではなく、
仕事の理念をどう共有するかに尽力されたと聞きます!

僕の身近なところでいうと、
新宿で仲良くさせていただいている向山雄治さんも、相手が何にモチベートされるのかをよく観察する
というのをおっしゃっていました!

僕も本を読んだり、向山さんとお話させていただく中で、人が大事にしている価値観を自分も大事にすること!
相手以上に相手のことを知ろうとすることが、
良い人間関係を作るのだなということを学びました!


栗山監督も、
自己成長欲の強い大谷選手に、名声や一般的な基準の成績で褒めたりはしませんし、
責任感の強い中田翔選手にはチームの四番やキャプテンなど、重要な役割を与えて、主力選手としての自覚を促すなど、
一人一人の性格に応じたチーム作りや人作りをされていると思います☆


だからこそ、日本ハムは主力級の選手が抜けた年も、
新しいスターが誕生するし、
魅力的な選手が次々と出てくるのかなと思います😄

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(名コンビ:杉谷選手&中田選手
引用元:https://goo.gl/images/mVhbB2)