http://neverenough777.blogspot.com/2016/06/blog-post_22.html?m=1
以前はお笑いとして笑点をずっと見ていましたが、
最近は落語を見てみようかなと思っています。
落語で有名な芝浜では、
酒の怖さと、カミさんの怖さ。
もとい、カミさんの偉大さが身に染みる感動の話でした。
芝浜では、酒ばかり飲んでいる亭主が、
酒の失敗から巨額の借金をしてしまい、
それに懲りて酒を断ち、本業の商いにいそしみます。
本業の商いに熱中するうちに
商いそのものが楽しくなるという流れがとても好きです。
(最後亭主に寄り添うカミさんも最高です)
芝浜の亭主のように江戸時代などでは
各家庭がそれぞれ何かしらの商い(経営) をするのが普通だったそうです。
https://edo-g.com/blog/2016/08/money.html/4
今のご時世は経営する人は一握りで、
経営者は全体の1程度と聞きます。
そんな1割の経営者の中でも、
軌道に乗って何年も継続できる方は、
さらにその数パーセントだそうです。
たまに一緒に飲ませていただく向山雄治さんは
そんな数パーセントの中に入るすごい経営者さんです。
本人の許可を得て、
このブログでも何度か名前を出させていただいていますが、
向山さんは元々普通の大手IT企業から今の事業の立ち上げの準備をされ、
現在はセレクトショップと飲食店の経営をされています。
向山さんは経営学部卒でも経済学部卒でもなければ、
セレクトショップや飲食のバイト経験もありません。
けれど、各専門分野の知識を付けるのではなく、
経営力を学んで、分野の違う複数の事業を立ち上げられているみたいです。
「経営の世界では過去の履歴は関係ない」
とよく言われるように、
当たり前ですが、今までと全く違った努力が必要です。
向山さんも高校、大学、会社と、
積み上げてきたキャリアがありましたが、
経営の世界で求められるのは全く別物。
人としての魅力や価値付けの力、
生産的な解釈やビジョンを描くことなど、
違和感満載なところを
実践を通して一から学び直したと
おっしゃっていました。
確かに経営という世界は少し遠くに感じてしまうところもありますが、
人は誰しもが自分の人生の経営者。
過去の努力は素晴らしいですが、それで人生が決まるわけではありません。
今努力しなければ衰退するし、
自分の求めている成果に効果的な努力が必要です。
今の自分のままで手に入れられるものは既に手に入れているはずですし、
求めるものというのは今の自分では届かないものが多いと思います。
なので、効果的な努力というのは、
必然的に自分が不慣れなことであることが多く、
自分が不慣れなことにチャレンジするから、
自分自身が変わる必要に迫られるし、
自分自身が変わるから手にする成果も変わる。
経営者のむかいさんが大切にされる努力は、
今までの自分の正しさを横に置いて、
自分自身を変化させる努力なんだなと感じました✨